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留学生向け日本語能力試験(JLPT)の模擬試験会を開催

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東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の日本語セクションは、11月21日から25日の3日間、東工大の留学生を対象として日本語能力試験(JLPT)の模擬試験会を実施しました。本イベントは、3月16日に開催された留学生向け日本語能力試験の説明会に続くものとして、参加者から要望の多かった試験の体験を目的とし、実施されました。今回の模擬試験会は、大岡山キャンパス西1号館にて完全対面イベントとして催されました。のべ26人の、もうすぐ試験を受ける予定の学生や、試験を来年受けようと考えている学生、自分の今の実力を確かめるために受けてみたという学生が参加しました。

日本語能力試験は日本語を母語としない人の日本語能力を測定し、認定する世界最大規模の日本語試験です。最も易しいN5から最も難しいN1まで5レベルの試験があります。2022年は7月3日、12月4日に本試験が開催されました。

第1日目 試験を受ける学生

第1日目 試験を受ける学生

模擬試験会の1日目は、N2レベル、N3レベルの語彙・文法・読解の試験が行われました。試験開始前、初めて顔を合わせる同じレベルの学生同士で自己紹介をしあい、交流を深めました。語彙・文法・読解の試験は約100分の長丁場でしたが、どのレベルの学生も集中して時間いっぱい問題に取り組んでいました。
2日目は、N2レベル、N3レベルの聴解のテストがそれぞれ行われました。40〜50分の試験時間では、問題に真剣に取り組んだり、楽しみながら会話を聞いて答えを考えたりする様子が見られました。

第2日目 聴解問題の解答を始める学生

第2日目 聴解問題の解答を始める学生

最終日には、留学生ラウンジにて個別相談会が設けられました。参加学生は、自己採点をしてきた問題を見ながら、間違えた問題の答えを確認したり、日本語教員から聴解問題の聞き取りのポイントを聞いたりして、これからの勉強に向けた要点を確認しました。

第3日目 相談する学生とリベラルアーツ研究教育院の榎原実香講師

第3日目 相談する学生とリベラルアーツ研究教育院の榎原実香講師

イベント後のアンケートやコメントでは、「模擬試験を受ける環境が得られ感謝している」「もっと日本語を勉強しようとモチベーションになった」などの声が届きました。

日本語能力試験(Japanese-Language Proficiency Test, JLPT)

独立行政法人国際交流基金と公益財団法人日本国際教育支援協会が主催し、年2回、行われます。N2以上の合格者には日本の出入国管理上の優遇措置のポイントが与えられる、日本の医師、看護師などの国家試験の受験にN1の認定が必要などの措置があります。

リベラルアーツ研究教育院

リベラルアーツ研究教育院 ―理工系の知識を社会へつなぐ―
2016年4月に発足したリベラルアーツ研究教育院について紹介します。

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お問い合わせ先

リベラルアーツ研究教育院日本語セクション

Email nihongospace@js.ila.titech.ac.jp


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