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物質理工学院とアーヘン工科大学の合同ワークショップを開催 未来のバイオデバイス開発に向けた生体材料や生体模倣材料の新たな界面

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東京工業大学物質理工学院とアーヘン工科大学は合同で、「未来のバイオデバイス開発に向けた生体材料や生体模倣材料の新たな界面(Interfaces of Biological and Bio-inspired Materials for Future BioDevices 2022)」と題したワークショップを2月9日にハイフレックス形式で開催しました。
テーマが未来の生体材料であることや、東京医科歯科大学の研究者からの発表もあったことから、東京医科歯科大学の教職員を含む多様なバックグラウンドを持つ方々の参加がありました。

ワークショップ登壇者および運営を担った学生たち

ワークショップ登壇者および運営を担った学生たち

ワークショップの開会にあたり、物質理工学院長の関口秀俊教授から、両校の連携のさらなる発展を祈念して開会が宣言されました。また、本学とアーヘン工科大学との大学間レベルの連携、ならびに部局間での活発な学生交流の歴史や、物質理工学院とアーヘン工科大学電気工学・情報技術学部との間で博士課程学生共同指導プログラムが新規に発足されたことが紹介されました。
続いて、アーヘン工科大学電気工学・情報技術学部のディレクターであるスヴェン・インゲブラント(Sven Ingebrandt)教授からの招聘に対する感謝の言葉と共に、アーヘン工科大学や電気工学・情報技術学部の紹介、また、「シリコン電界効果型トランジスタに基づいたバイオセンサの新展開(Biosensor concepts based on silicon field-effect transistor devices)」と題する発表があり、これを皮切りに総勢12人の研究者からの発表が続き、活発な議論が行われました。

午後のセッションでは、東京医科歯科大学の宮原裕二教授から「バイオトランジスタによる生体分子認識および細胞機能の検出(Detection of biomolecular recognition and cell function using bio-transistors)」と題するプレゼンテーションがありました。研究者の発表の後は、物質理工学院国際委員会委員長の史蹟教授から、博士課程学生共同指導プログラムの具体的な紹介がありました。その後、実際にアーヘン工科大学への留学を経験した物質理工学院の卒業生や在校生からの発表が続き、これまでの交流の成果により両校の連携が拡大したことがうかがい知れる内容でした。
閉会にあたり、物質理工学院の北本仁孝副学院長よりあいさつがあり、両校の一層の発展を願う言葉と共に、ワークショップは幕を閉じました。

ワークショップ閉会後は、アーヘン工科大学の学生4人、物質理工学院の学生18人、さらに特別ゲストとして徳島大学の矢野隆章教授のポスター発表があり、海外の研究者に対する実践的な研究発表ができる、学生たちにとっても貴重な場となりました。イベント開催中、益一哉学長から盛会のお祝いと共に、参加者や後援者に対する衷心感謝の意が表される場面もあり、多くの交流が図られる中で成功裏に閉幕しました。

ワークショップ後の学生ポスター発表

ワークショップ後の学生ポスター発表

ポスター発表を行った学生ならびにアーヘン工科大学教員と本学教職員

ポスター発表を行った学生ならびにアーヘン工科大学教員と本学教職員

物質理工学院

物質理工学院 ―理学系と工学系、2つの分野を包括―
2016年4月に発足した物質理工学院について紹介します。

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お問い合わせ先

物質理工学院運営事務グループ

Email mct.intl.adm@jim.titech.ac.jp


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