東京工業大学は3月27日、大岡山キャンパス体育館にて、令和4(2022)年度学位記授与式を執り行いました。
学士課程は11時から、大学院課程は14時から挙行した式には、卒業生約1,000人、修了生約1,400人に加え、学長、理事・副学長、監事、各学院長、リベラルアーツ研究教育院長、科学技術創成研究院長、大学院イノベーションマネジメント研究科長、来賓が出席しました。
今回の式では、卒業生・修了生はマスクを着用しないことを基本として出席しました。また、ご家族等は、別会場の70周年記念講堂で中継映像を見守りました。なお、来場しての参列がかなわないご家族等に向けて、式典の様子をYouTube本学公式チャンネルにてライブ配信しました。
2022年度は、学士課程では1,041人(うち留学生61人)が卒業し、大学院課程では修士課程1,588人(うち留学生179人)、専門職学位課程34人(うち留学生2人)、博士後期課程182人(うち留学生51人)の計1,804人が修了し、総計2,845人(うち留学生293人)の卒業生・修了生を送りました。
益一哉学長は英語で式辞を述べ、学士課程の卒業生と大学院課程の修了生、またご家族へのお祝いの言葉とともに、門出のメッセージを贈りました。益学長は新卒業生の粘り強い努力と成果を祝福し、その知識と創造性を将来出会う人々と分かち合うよう呼びかけました。また、東京医科歯科大学との統合を視野に入れ、「どのように進化しても、伝統を大切にし、皆さんをお迎えします」と述べました。
次に、本学同窓会「一般社団法人蔵前工業会」の井戸清人理事長(1973年理学部数学科卒)が来賓として祝辞を述べました。
来賓祝辞に続き、学士課程・修士課程・専門職学位課程では各系・コース等の代表者に、博士後期課程では出席者全員に、益学長から学位記が授与されました。また、学士課程では学生の勉強意欲の向上を図ることを目的として学業成績が優秀な学生(各系から1人、合計17人)を顕彰する令和4年度東京工業大学優秀学生賞の表彰も行われ、受賞者全員が益学長から記念品を授与されました。
続いて、卒業生を代表して理学院数学系の玄承賢(ヒョン・スンヒョン)さん(学士課程卒業)、修了生を代表して物質理工学院材料系のアガルワル・アヌバ(Agarwal Anubha)さん(博士後期課程修了)が謝辞を述べました。
卒業生、修了生の皆さん、ならびにご家族のご健康とご活躍を心よりお祈りします。
なお、益学長が述べた式辞は下記のページからご覧いただけます。