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東工大と東京医科歯科大が「研究マッチングフォーラム」をオンラインで開催 異分野の研究者をつなぎ共同研究を創り出す

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5月12日~26日の2週間、東京工業大学は異分野融合研究推進のため、東京医科歯科大学と共同で、研究者の交流イベント「研究マッチングフォーラム」をオンラインで開催しました。両大学から79テーマ(うち東工大36テーマ)の事前登録があり、開催期間中は約200人(うち東工大75人)の研究者が参加しました。

将来的な統合に合意する両大学は、交流の機会を求める研究者の声を受けて本イベントを企画しました。
本学ではこれまでも、学内研究者向け研究交流イベント「Tokyo Tech Research Festival(東工大リサーチフェスティバル)」の開催、分野を横断する研究チームに対する研究費支援など、研究分野の多様性を生かした異分野融合研究の推進に力を入れてきました。

今回、研究マッチングフォーラムを東京医科歯科大と共催することで、従来の理工学を中心とした分野に医学・歯学の分野が加わり、より多様な分野によるボトムアップ型共同研究の推進が期待されます。

バーチャル会場での研究発表と交流会

多くの研究者が参加できるよう、開催形式はオンライン・プラットフォームovice(オヴィス)を採用しました。バーチャル会場では、開催期間の2週間を通して常時ポスター・動画の展示を行う研究発表に加え、期間中に3回の交流会を行いました。

研究発表のブースが並ぶバーチャル会場

研究発表のブースが並ぶバーチャル会場

動画やポスターが展示された研究発表のブース
動画やポスターが展示された研究発表のブース

バーチャル会場には医療用新素材、可視化技術、力学解析など79件のブースが並びました。参加者はアバターを使って会場内を回り、各ブースに設置されたポスターや動画を閲覧しました。また、他のアバターと出会った参加者は、音声や動画による会話・議論を通じ、自身の研究との協働の可能性を探りました。

交流会では、各ブースの前に集った研究者同士の活発な議論が繰り広げられたほか、URA(リサーチ・アドミニストレーター)によるマッチング相談により、さらなる交流を促しました。

フォーラム会場で交流する両大学の研究者たち

フォーラム会場で交流する両大学の研究者たち

フォーラム会場で交流する両大学の研究者たち

フォーラム会場で交流する両大学の研究者たち

フォーラム会場で交流する両大学の研究者たち

共同研究発展のために研究費支援も

本フォーラムでの交流支援に加え、両大学の研究者から成る研究チームの共同研究に対して「東京工業大学・東京医科歯科大学マッチングファンド」による研究費支援を行います。当ファンドは、両大学の研究者が持つ研究アイディア・スキル・知見を組み合わせる異分野融合研究のうち、将来の発展が期待できる優れた着想を持ち、テーマが具体的に決まっている研究を対象とし、審査を経て各大学から研究資金が支援されます。

東工大では今後もさまざまな側面で、東京医科歯科大学との交流を一層促進します。

お問い合わせ先

東京工業大学研究・産学連携本部URA

お問い合わせフォーム


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