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TAIST-Tokyo Tech学生交流プログラム2023 ~TAIST学生11人が92日間滞在~

東京工業大学は9月4日から12月4日までの92日間、11人のTAIST学生を受け入れました。

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大岡山キャンパスを初めて訪れたTAIST学生

大岡山キャンパスを初めて訪れたTAIST学生

TAIST(タイスト、Thailand Advanced Institute of Science and Technology)-Tokyo Tech(以下、TAIST)は、タイ政府の要望により、タイにおける理工系分野での高度な「ものつくり人材」の育成と研究開発のハブ作りを目指して、2007年に設立された国際連携大学院プログラムです。本学の教員がタイの連携大学の教員と協力して講義を実施し、TAIST学生の修士論文研究における副指導教員になります。

2015年度からはTAISTを活用した派遣・受入プログラム「TAIST-Tokyo Tech学生交流プログラム」を実施しており、本プログラムによって受け入れたTAIST学生は、副指導教員の研究室で修士論文研究を進めます。本学の優れた研究環境のもと、本学学生と協働しながら研究活動に取り組むことで、修士論文研究を飛躍的に発展させることが主な目的です。

本年度のTAIST学生たちはそれぞれの副指導教員の研究室に迎えられ、研究室内での交流を深めながら修士論文研究に取り組みました。また、研究室訪問をしたり、キャンパスツアーや企業見学などのアクティビティにも参加し、さらに希望者は本学の授業科目を履修するなど、92日間の滞在期間を満喫しました。

研究室訪問では、研究内容の説明を聞き、熱心に質問をしながら、自身の研究についての理解も深めました。企業見学で訪れた株式会社リコーのリコー環境事業開発センター(静岡県御殿場市)では、OA機器のリユース・リサイクル品を再生する現場での作業や無人の搬送用ロボットを見学し、多くの刺激を受けたり質問をして知識を深めたりしました。

派遣プログラムでは、本学の学生がタイにてTAIST学生と共に講義を受講し、タイの先端研究機関であるタイ国立科学技術開発庁(NSTDA)におけるインターンシップに参加します。

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すずかけ台図書館で説明を受ける学生

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工学院 一色剛研究室を訪問

工学院 一色剛研究室を訪問

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リコー環境事業開発センターを訪問するTAIST学生

リコー環境事業開発センターを訪問するTAIST学生

プログラム最後の研究成果発表会では、TAIST学生たちは副指導教員、本学教員、研究室のメンバー、TAIST賛助会員企業の人たちを前に研究成果を発表し、発表内容についての質問にも英語で応答しました。

発表会の後、TAIST運営委員会の花村克悟委員長(工学院 機械系 教授)からプログラム修了証書が授与されました。続いて行われた懇親会では、井村順一理事・副学長(教育担当)より乾杯のあいさつがあり、92日間のプログラムを振り返るとともに、今後の活躍を期待してTAIST学生へエールが贈られました。

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懇親会であいさつをする井村理事・副学長

懇親会であいさつをする井村理事・副学長

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研究成果発表会にて関連教員、TAIST賛助企業等の参加者との集合写真

研究成果発表会にて関連教員、TAIST賛助企業等の参加者との集合写真

タイへ帰国した学生たちは、引き続きTAISTプログラムにおいて修士論文研究の完成を目指します。プログラム修了後は、本学をはじめとする国内外の大学の博士後期課程への進学や、グローバル企業への就職など、本プログラムで得た経験を生かしながら、世界を舞台として活躍することが期待されます。

参加したTAIST学生のコメント

  • プログラム中のアクティビティは素晴らしかったです。自分にとって新しいものをたくさん見ることができ、忘れられない、目からウロコの経験でした。

  • 東工大での研究・学習で、あらゆる面での経験をすることができました。学習スペースでは、他の学生たちの勤勉さや自己管理能力を目の当たりにし、挑戦する意欲が湧いてきました。毎週行われる副指導教官との研究室ミーティングでは、効果的な研究発表を行うこと、聴衆の立場で考えること、プレゼンテーション中に現在の研究の主旨を述べることなどを学び、自分の知識を向上させることができました。

  • 日本での留学期間を忘れることはないと思います。学術的な面だけでなく、日常生活の面でもたくさんの楽しいことがあり、知識を得ることができました。

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東工大基金

このイベントは東工大基金によりサポートされています。

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お問い合わせ先

研究推進部 国際推進課 国際推進グループ

Email taist@jim.titech.ac.jp


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