低温で巨大な自発分極および比誘電率を有する強誘電性二量体分子液晶の開発に成功 電子デバイスの性能向上への貢献
要点 低温(55℃~)で巨大な自発分極(8 μCcm-2)および比誘電率(8,000)を有する強誘電性二量体分子液晶の開発に成功 3つの極性相(ネマチック相、スメクチック-A相、等方相)を利用することで、巨大自発分極および比誘電率を実現 二量体分子をコンデンサ、圧電素子、静電アクチュエータ、3次元映像表示素子等の電子デバイスに適用することにより、性能向上に貢献 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院...
View ArticleTAIST-Tokyo Tech学生交流プログラム2023 ~TAIST学生11人が92日間滞在~
東京工業大学は9月4日から12月4日までの92日間、11人のTAIST学生を受け入れました。 大岡山キャンパスを初めて訪れたTAIST学生 TAIST(タイスト、Thailand Advanced Institute of Science and Technology)-Tokyo...
View Article東工大チームがソフトウェアチューニングコンテスト「ISUCON13」で総合2位、学生1位に
11月25日、東京工業大学 デジタル創作同好会traP(トラップ)のメンバー3人で構成するチーム「織時屋(オリトキヤ)」が、ISUCON13において総合順位2位、学生チーム1位という好成績を収めました。この成績は2年連続となります。 織時屋のメンバー 左から阿部さん、木下さん、永田さん ISUCON(Iikanjini Speed Up...
View Article2023年度永年勤続者表彰式にて職員16人を表彰
東京工業大学は11月22日、2023年度永年勤続者表彰式を行いました。この表彰は、他の国立大学等を含む勤続が20年で、そのうち10年以上本学の職務に精励した職員に授与されるものです。今回表彰されたのは常勤職員12人、無期雇用職員4人の計16人でした。 表彰式では、益一哉学長から一人ひとりに表彰状が授与され、祝辞が贈られました。 祝辞を述べる益学長 表彰状を受け取る永年勤続職員...
View Article本学学生3人が参加したチームがデジタル庁「法令APIハッカソン」でビジネス・法務賞を受賞
11月17日、デジタル庁が実施した「法令APIハッカソン」で、東京工業大学の学生3人が参加したチーム「pyてょん3.0」がビジネス・法務賞を受賞しました。 賞状を手にする河内誠悟さん(左) 11月10日から17日に開催されたデジタル庁「法令APIハッカソン」は、法令APIプロトタイプを用いたサービス開発試行イベントで、法令等データの利活用による産業・技術・政策立案の発達などを目的としています。...
View Article事業構想を競うコンテスト「第3回工学院サステナビリティ・チャレンジ」を実施
東京工業大学工学院は「第3回工学院サステナビリティ・チャレンジ(E×S Challenge)」を開催し、12月2日に最終発表会ならびに表彰式を行いました。 E×S Challenge表彰式 工学院E×S...
View Article植物の「冬支度」の新たなメカニズムを発見 細胞壁多糖β-1,4-ガラクタンが持つ機能
要点 植物は気温の低下を感知すると凍結耐性を高めることができます。これを低温馴化(ていおんじゅんか)といい、植物が冬を越すための重要な生存戦略と考えられています。 低温馴化では様々な変化が細胞内で起きていることが明らかになっていますが、植物細胞を取り囲んでいる「細胞壁」でどのような変化が起こっているのか、ほとんど明らかになっていませんでした。...
View Article「ひねり」の利いたバイオハイブリッドロボット 自在な細胞配列手法によりユニークな筋肉の動きを実現
要点 エラストマー薄膜上の任意の微細溝パターンに沿って筋細胞を配列させたバイオアクチュエータを開発。 筋細胞の配列を制御することで、心筋や括約筋に見られるひねりなどのユニークな筋肉の収縮挙動を再現。 生体特有の複雑な動きを再現するソフトロボットや臓器チップ開発への応用が期待。 概要 東京工業大学 生命理工学院...
View Article軽量・安全な固体水素キャリアから低電位で水素生成 ホウ化水素シートを用いた水素貯蔵・放出技術
要点 ホウ化水素シートから常温・常圧条件・電気エネルギーのみで水素を放出 ギ酸などの水素源と比べ、より低電位で水素を放出 軽量・安全な水素貯蔵・放出材料としての応用に期待 概要 東京工業大学 物質理工学院 材料系の河村哲志修士課程2年、山口晃助教、宮内雅浩教授、大阪大学 大学院工学研究科の濱田幾太郎准教授、筑波大学...
View Article共有結合性有機骨格の構造異性体の発現・制御方法を開発 次世代のナノ多孔材料の新しい構造制御自由度の創出
要点 共有結合性有機骨格(COF)は原料となるブロック分子を共有結合で繰り返し縮合して生成する多孔体で、さまざまな機能を付与可能なため、多くの応用可能性を有する。 COFをなす固い共有結合は高い熱的・化学的安定性の長所をもたらす一方、骨格構造の多様性の拡大が困難かつ結晶性の高い材料生成が困難という短所をもたらしていた。...
View Article「東工大の女性展」を三井住友信託銀行 自由が丘支店ロビーで開催 東工大のDE&I活動を発信
東京工業大学は2023年12月1日から約1ヵ月間、東工大が全学をあげて推進するDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)活動ならびに東工大基金の取り組みを紹介するロビー展を、三井住友信託銀行 自由が丘支店において開催しました。 三井住友信託銀行 自由が丘支店の髙橋支店長(左)と益学長(右)...
View Article本学教員2人が第40回井上学術賞・井上研究奨励賞を受賞
東京工業大学の教員2人が、第40回井上学術賞・井上研究奨励賞を受賞しました。公益財団法人井上科学振興財団が12月14日に発表しました。 関根康人 地球生命研究所 教授 賞名 井上学術賞 研究題目 太陽系における生命生存可能環境の発見、およびその形成要因の解明 関根康人 Yasuhito Sekine|研究者検索システム 東京工業大学STARサーチ...
View Article豊橋技術科学大学、広島大学と半導体人材育成に係る単位互換覚書を締結 網羅的な半導体人材育成プログラムが本格始動
東京工業大学は、豊橋技術科学大学および広島大学と2024年1月1日、半導体人材育成に係る単位互換覚書を締結しました。...
View Article第3回女性活躍応援フォーラム「理工系ライフと将来」を開催
東京工業大学企画本部ダイバーシティ推進室は11月25日、3回目となる女性活躍応援フォーラムを大岡山キャンパスのHisao & Hiroko Taki Plaza(ヒサオ・アンド・ヒロコ・タキ・プラザ)で開催しました。 総合司会の野村教授(左)と熱心に耳を傾ける参加者...
View Article原子分解能を有する結晶スポンジ法に利用できる新たな金属有機構造体(MOF)の開発に成功 創薬等に応用可能な汎用性が高く迅速な精密分子構造解析に期待
要点 分子の構造解析技術である結晶スポンジ法に利用できる新たな金属有機構造体(Metal-Organic Framework; MOF)を開発 MOFの細孔内の水がさまざまなゲスト分子をしなやかに捉える「ゲスト適合型水ネットワーク」機構を発見 創薬等に応用可能な原子分解能を有する汎用性が高く迅速な精密分子構造解析に期待 概要 東京工業大学 理学院...
View Articleウェアラブル温熱制御デバイスに流体検知機能を内蔵して小型化を実現 ファッション・医学療法・VR気温フィードバックに活用可能性
概要 東京工業大学 工学院 機械系の前田真吾教授、芝浦工業大学大学院理工学研究科の桑島悠氏、工学部の細矢直基教授ら研究チームは、軽量、小型でありながら、衣服内に循環させる液体の流量を自己感知して温熱制御を可能にするウェアラブルデバイスを発表しました。...
View Article重いIV族元素からなるダイヤモンド量子光源からの自然幅の発光を観測 量子ネットワークの実現に前進
要点 ダイヤモンド格子中に鉛(Pb)原子と空孔からなる量子光源(PbV中心)を形成 高効率な量子もつれ生成に必要な自然幅に近い発光観測に成功 約16 Kとこれまでのダイヤモンド量子光源より高い温度で、狭線幅での発光を確認 概要 東京工業大学 工学院 電気電子系の岩﨑孝之准教授、波多野睦子教授、汪鵬(ワン・プェン)大学院生、物質・材料研究機構...
View Article令和6年度一般選抜(前期日程)を受験される方へ
令和6年度一般選抜(前期日程) 下記のとおり、令和6年度一般選抜(前期日程)を実施予定です。試験期間中は、以下のキャンパス内への受験生および関係者以外の立ち入りを制限しています。 試験日 令和6年2月25日(日)~ 2月26日(月) 会場 大岡山試験場/大岡山キャンパス ※令和6年度一般選抜(前期日程)については、田町試験場/田町キャンパス(附属科学技術高等学校)では実施しません。 注意事項...
View Article光合成微生物シアノバクテリアにおける新奇プラスミド複製因子の発見
要点 光合成微生物であるシアノバクテリア[用語1]が持つプラスミド[用語2]の複製に関わるタンパク質CyRepX(Cyanobacterial Rep-related protein encoded on pSYSX)を同定しました。また複数のシアノバクテリア種に保存されていることをゲノム情報解析により明らかにしました。...
View ArticleオールCMOSの300 GHz帯フェーズドアレイ送信機を開発 100 Gbps超のデータ速度を達成、6G無線機の実現へ大きく前進
要点 6Gでの実用化が期待される300 GHz帯フェーズドアレイ送信機を安価で量産性に優れたCMOS集積回路により実現 300 GHz帯増幅器、アンテナおよびビームフォーマをオールCMOSの同一チップ上に集積することに世界で初めて成功 16×4の2次元フェーズドアレイ送信機を開発、100 Gbps超のデータ速度を達成 概要 東京工業大学 工学院...
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