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第10回イブニングセミナー「デジタル天体観測会 大岡山から星を見よう」を開催

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12月18日、東京工業大学 学生支援センター 未来人材育成部門 学修コンシェルジュ窓口は、同部門に所属する学生スタッフの学修コンシェルジュJr.(ジュニア)が企画する、第10回イブニングセミナー「デジタル天体観測会 大岡山から星を見よう」をTaki Plaza屋外の広場で開催しました。

太陽系の惑星を観測-天体の位置を示して肉眼で確認

太陽系の惑星を観測-天体の位置を示して肉眼で確認

イブニングセミナーには留学生3人を含む、学士課程1年から博士後期課程までの幅広い年代の東工大生10人が参加し、レンズで光を集めて天体を見る屈折望遠鏡や、パソコン画面に天体を映し出す電視観望という方法で星雲や星団の観測をしました。

大岡山キャンパスでは都会の光害の影響が強く、星雲など光の弱い天体を肉眼で見ることはできません。そこで、光害の影響を弱める特殊なフィルターと天体用カメラを組み合わせ、リアルタイムで画像処理をする電視観望で肉眼では見えにくい天体を画像として映し出し、モニター上で観測ができるようにしました。この方法では、時間の経過にともない画像のノイズが減って天体の姿が鮮明になっていく様子も同時に観察できます。

観測している天体をスライドで解説
観測している天体をスライドで解説

参加者は、カメラが捉えたアンドロメダ銀河、プレデアス星団(和名:すばる)、オリオン大星雲の様子をスクリーン上でリアルタイムに観測し、学修コンシェルジュJr.が用意したスライドを見ながら、天体の解説に耳を傾けました。また、望遠鏡や双眼鏡を使って肉眼でも天体を観測し、特に屈折望遠鏡を通して木星や土星の環が見えると歓声が上がりました。

電視観望で捉えた観測会当日のアンドロメダ銀河
電視観望で捉えた観測会当日のアンドロメダ銀河

デジタル天体観測会は、学修コンシェルジュJr.である工学院 電気電子系の池田大輝さん(学士課程2年)と工学院 機械系の礒本太陽さん(学士課程2年)が企画し、工学院 電気電子系の小久保伊織さん(修士課程1年)と工学院 機械系の林和暉さん(修士課程1年)の監督により実現しました。4人は天文研究部の活動で得た経験を生かし、今後も季節によって異なるさまざまな天体を紹介し、天体観測の魅力を体験してもらえるイベントを企画したいと話しています。なお、本企画は天文研究部OBの環境・社会理工学院 融合理工学系の福永翔一朗さん(学士課程4年)の協力と天文研究部より望遠鏡などの一部機材の貸与提供を得て開催されました。

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お問い合わせ先

学生支援センター 未来人材育成部門
学修コンシェルジュ窓口

Email concierge.info@jim.titech.ac.jp


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