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東京工業大学とAirTrunkがDE&I推進とSTEM教育において連携 女子学生を対象とした「AirTrunk奨学金」を設立

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東京工業大学は、オーストラリアに本社を持ち、日本や香港、シンガポール、マレーシアを含むアジア太平洋地域でハイパースケールデータセンター事業を展開するテクノロジー企業AirTrunk(エアトランク)からの寄附を受けて、「AirTrunk奨学金」を設立しました。

AirTrunk マーケティング最高責任者のリース・ケイ氏(左から2人目)、ヤコブ・ヴェッツェル経営企画部長(中央)、日置副学長(社会連携担当)(右から2人目)

AirTrunk マーケティング最高責任者のリース・ケイ氏(左から2人目)、ヤコブ・ヴェッツェル経営企画部長(中央)、日置副学長(社会連携担当)(右から2人目)

本学は、誰もが分け隔てなく学べる場・働ける場を創造し、知的活力にあふれた環境の下、本学の目的および使命である、文化の進展・人類の福祉への貢献のために、STEM教育分野およびダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(以下、DE&I)を強力に推進しています。この取り組みが、地域社会におけるSTEM教育の支援にフォーカスし、次世代の若者と女性の活躍を積極的に後押ししているAirTrunkから共感・賛同を受け、今回の連携が実現しました。

3月1日、本学を訪れたAirTrunk マーケティング最高責任者であるリース・ケイ氏と日本支社経営企画部長であるヤコブ・ヴェッツェル氏を日置滋副学長(社会連携担当)が出迎え、意見交換を行いました。また、学生の交流拠点であるHisao & Hiroko Taki Plaza(ヒサオ・アンド・ヒロコ・タキ・プラザ)を案内するなど、本学のDE&I活動や教育への戦略的な取り組みを紹介しました。

この連携によって本学は、2024年度から女性の育成に資することを目的とした「AirTrunk奨学金」を設立するとともに、日本の将来を担う小・中・高校生を対象とした、知的創造性を育み、未来のものつくり人材の裾野を拡大促進するための「理科教育振興」への支援を受けます。

今回のAirTrunkとの長期的な連携は、本学のSTEM教育への取り組み、およびDE&I活動推進が、海外企業からも注目される先行事例となりました。

STEMとは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)の4つの英単語の頭文字を組み合わせた教育理念の造語です。

奨学金概要

持続可能なデジタル社会の未来を創造するキャリアを目指す、STEMに強い情熱を持った人材、特に女性の育成に資することを目的としています。

応募資格

1.
2024年4月現在、修士課程1年次に在籍するの女子学生。所属(院・系)は問わない。
2.
学業成績が特に優秀で、さらに学業の発展向上が期待できる者。
3.
本人が属する世帯の税込年収の合計が
給与所得の場合:支払金額が800万円未満の者
給与所得外の場合:所得金額が337万円未満の者。
4.
他の給与型奨学金(東工大基金奨学金を含む)を受けていない者。
5.
日本国籍である者および永住者等の在留資格を持つ者。
6.
STEMに情熱を持ち、持続可能なデジタル社会の未来を創造するキャリアに貢献する意欲を持つ者。

採用予定人数

2人

奨学金の額

月額5万円

給付期間

2年間

応募締切

2024年5月10日(金)17:00厳守

締切日時以降の到着分は受理しない

2024年度選考スケジュール(予定)

2024年5月16日までに第1次選考(書類選考)の結果をメールで通知

2024年6月上~中旬 第2次選考(面接選考)

奨学生の採用は教育本部会議で審議の上、学長が決定し、本人に通知

2024年7月中旬~下旬 奨学生採用式|応募に関する詳細情報

関連リンク

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このイベントは東工大基金によりサポートされています。

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企画・国際部社会連携課

Email sya.kik@jim.titech.ac.jp


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