東京工業大学はこのたび新たに「教育研究資金不正防止計画」を策定しました。
平成25年度に発覚した本学元教授による研究費不正使用が昨年末に関係者の逮捕にまでいたったこと及び他大学の不正事例を踏まえ、これまでの不正防止計画を抜本的に見直し、実効性のある取り組みを実施します。
この取り組みにつきまして、以下の資料のとおり記者会見を行いましたので、お知らせいたします。
学長コメント
東京工業大学はこのたび新たに「教育研究資金不正防止計画」を策定しました。
これまでも、全学を挙げて教育研究資金の不正使用防止に取り組んできたところですが、さらなる不正防止対策として、外部有識者の意見も踏まえ、教員と業者の癒着が生じる可能性のある環境の排除、相互牽制の効く仕組みの導入などの取組を推進します。
また、今回の研究不正を踏まえた管理監督上の責任を明確にするため、報酬の10分の1を3ヶ月自主返納するとともに、4名の理事・副学長に対しては、「厳重注意」を行いました。これを受けて、各理事・副学長は報酬の10分の1を1ヶ月自主返納いたします。
教職員一同、不正を生まない厳正な教育研究環境を構築するため、教育研究資金不正防止対策を推進し、信頼回復に努めてまいります。
平成27年3月27日
国立大学法人 東京工業大学
学長 三島良直
お問い合わせ先
東京工業大学 広報センター
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Email: pr@jim.titech.ac.jp