附属図書館すずかけ台分館では、利用者にとってより使いやすい図書館となるように、昨年度、館内の改修を行いました。
東工大では現在、2016年4月スタートに向けて、教育システムの抜本的な改革を進めています。グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーション等を取り入れた能動的な学修参加を促す教授・学習法であるアクティブラーニングの導入も予定されています。その一環として、附属図書館の改修も進められています。
ゼミ・プレゼンテーションルーム
グループ学修環境の改善のため、利用者からの意見を参考に、3階に2部屋あるゼミ・プレゼンテーションルームの両方に時計を付け、プロジェクター使用時に画面を見やすいよう、照明を前方から一列ずつ消せるようにしました。レーザーポインタと、可動式ホワイドボードも用意しました。
リフレッシュコーナー
2・3階のリフレッシュコーナーにも、ホワイトボードを設置しました。よりカジュアルな議論やミーティングに利用可能です。
4人掛け机
個人の学修環境も改善するため、2・3階に設置された4人掛けの机に仕切りをつけ、LED照明や、パソコンなどを使用する際に利用可能なコンセントを設置しました。
コミュニケーションエリア
附属図書館すずかけ台分館2階にコミュニケーションエリアが誕生しました。昨年7月にペリパトス文庫を1階に移動しましたが、その跡地に「リベラルアーツ資料」「語学・留学用資料」のコーナーを新たに設けました。ソファでゆったり読書できます。
また、AVブースは場所を変え、機器も更新しました。新たに備えた、小説を原作とした映画のDVDなどを鑑賞することができます。
さらに、留学生が日本語を学修するためのテキスト等を備えた「留学生用資料」コーナーも場所を変え、新たな資料を配置しました。同コーナー横の大型TVには、4人まで同時に視聴できるヘッドホンを備え、近くにソファを用意しました。DVDなどの館内視聴覚資料を視聴できます。
問い合わせ先
東京工業大学附属図書館すずかけ台分館
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