4月1日、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学のデビッド・ファラー筆頭副学長が東工大を訪問し、三島良直学長、丸山俊夫理事・副学長、大学院理工学研究科のジェフリー・クロス教授等と懇談しました。
懇談では、まず、本学の教育改革や文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業への取り組みについて三島学長が説明をした後、意見交換を行い、両学が革新的な教育や成果を伴う教育に高い関心を共有していることを確認しました。
懇談後、ファラー筆頭副学長は、今後の交流について学内関係者と意見交換を行いました。その後、環境エネルギーイノベーション棟(EEI棟)を訪問し、山田明教授(電子物理工学専攻)から同棟の特色について、石谷治教授(化学専攻)から太陽エネルギーを化学エネルギーへ変換する光触媒の研究について説明をうけました。訪問の最後には、同日に新設された 「教育革新センター」にてオンライン教育や教育の質保証等について意見交換を行いました。
ブリティッシュ・コロンビア大学はバンクーバーの西にメインキャンパスがあり、1915年創立、約60,000人の学生が通うカナダ西部で最大規模の総合大学です。先端技術研究で国際的評価が高く、7名のノーベル賞受賞者を輩出しています。東工大とは2013年に全学協定を結んでおり、今回の訪問をきっかけに相互理解が深まり、今後の学生、研究者交流の拡大が期待されます。