東京工業大学グローバル理工人育成コースによる実践型海外派遣プログラムで、10日間~1ヶ月間海外に留学した計68名の学生による報告会が、4月28日および5月11日の2日間開催されました。今年の春の実践型海外派遣プログラムでは、6つの超短期海外派遣プログラムと、1つの海外英語研修プログラムが実施されました。
グローバル理工人育成コースとは
本学は、「卓越した専門性」と「リーダーシップ」を併せもち、グローバル社会で活躍できる人材を育成するため、様々な海外派遣プログラムを開発・実施しています。
「グローバル理工人育成コース」は、学士課程学生を対象とし、世界の企業、大学、研究所、国際機関等、様々なフィールドで活躍できる人材を育成することを目的として設置されました。「国際意識醸成プログラム」、「英語力・コミュニケーション力強化プログラム」、「科学技術を用いた国際協力実践プログラム」、「実践型海外派遣プログラム」の4つのプログラムにより構成されています。実践型海外派遣プログラムのうち、アジア、欧米各国の大学、研究機関、企業、NPO等を受入れ先とした1ヶ月以内のプログラムを、「超短期海外派遣プログラム」と位置づけています。
2016春 実践型海外派遣プログラム報告会
今回は以下の日程で、各プログラム参加学生からの報告が行われました。
- 4月28日超短期派遣プログラム(英国/シンガポール/タイ王国)
海外英語研修プログラム報告会(オーストラリアでのホームステイ型語学研修プログラム) - 5月11日超短期派遣プログラム報告会(米国/フィリピン/オーストラリア/学生企画型)
各回とも多くの学生が参加し、活発な質疑応答が交わされました。
超短期派遣プログラムに参加した学生からは
- 今回の派遣を通じて、語学不足を痛感すると同時に、日本にはない、学生の勉学に取り組む姿勢を肌で感じ、海外で勉強したいという意識がとても強くなった。また、将来の留学では、多くの学生と交流でき、また様々な国籍をもつ学生の集まる大学で勉強がしたいという、具体的なイメージも持つようになった。
- 海外に留学するにあたり、言語の違いだけでなく、文化、学校のシステム、雰囲気の違いを肌で感じることができたことはこれから留学を考える上で非常に貴重な経験となった。
- 日本の学生、特に東工大生との大きな違いは英語ができるかできないか、ただそれだけである。学生は大きな差はなくても、大学そのものの環境は大きな差があるなと感じた。
など、本プログラムが今後の学生生活や将来設計の参考になったといった声が多く聞かれました。
今年の夏には、インド、スリランカ、タイ王国、ドイツ・オーストリア、スウェーデン王国の5つの実践型超短期海外派遣プログラムと、オーストラリアで行われる理工系学生のための海外英語研修プログラム、の合計6つのプログラムを実施します。
今後も、海外経験を積みたい、語学力を強化したいという東工大生のニーズに応えていきます。
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- 実践型海外派遣プログラム | グローバル理工人育成コース
- 2016年夏 超短期海外派遣プログラム募集 | グローバル理工人育成コース
- 「2015夏 実践型海外派遣プログラム報告会」開催報告 | 東工大ニュース
お問い合わせ先
東京工業大学 国際室
Email : intl.sgu@jim.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-3433
グローバル人材育成推進支援室
Email : ghrd.sien@jim.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-3520
- ※
- 5月17日12:10 シンガポール派遣のキャプションに追記・変更を行いました。