東工大のスパコンTSUBAME4.0の運用を開始 「もっとみんなのスパコン」として幅広く研究・教育を支援
東京工業大学 学術国際情報センター(以下、GSIC)は、次世代スパコン「TSUBAME4.0」を4月1日に稼働開始しました。 「みんなのスパコン」から「もっとみんなのスパコン」へ...
View Article「未来シナリオ」実現に向けた研究を動画で紹介 DLab Future Techscapersにおいて2本公開
東京工業大学 科学技術創成研究院 未来社会DESIGN研究センター(以下、DLab)では、これからの科学技術の発展などから予測可能な未来とは異なる「ありたい未来」を目指し、若者や企業、公的機関の方々なども含めた多様な人々と共に考える活動を行っています。 「DLab Future...
View Articleダイヤモンド量子センサでの低周波磁場の世界最高感度測定に成功 磁気シールドレスでの脳活動の計測へ前進
要点 ダイヤモンド量子センサによる低周波磁場の測定で世界最高の磁場感度を達成。 高品質なダイヤモンドの合成と、センサのノイズ低減によって高感度化を実現。 常温で磁気シールドが不要な脳活動計測の実現への大きな貢献に期待。 概要 東京工業大学 工学院 電気電子系の関口直太特任准教授、岩﨑孝之准教授、波多野睦子教授、東京大学 大学院工学系研究科...
View Article東京工業大学の8部局で2024年度も女性教員公募を実施
東京工業大学は、2024年度も8部局で各1人、女性限定の教授または准教授の教員公募を行います。 男女雇用機会均等法第8条に基づくポジティブ・アクションとして、女性教員の割合が低い本学の現状を積極的に改善するための措置であり、2022年度から採用ポストを新たに設置する全学規模の取り組みを実施しています。 公募の詳細は教員公募ページをご覧ください。 学長メッセージ...
View Articleメタンの酸化反応を触媒する遷移金属フリーゼオライト 2次元ゼオライトに閉じ込められたアルミニウムが反応を促進
要点 遷移金属を含まないゼオライトを触媒としたメタン酸化を実証 メタン酸化反応におけるアルミニウム(Al)種の活性測定と反応経路を検討 ゼオライトを用いたメタン酸化反応の新しい道を開くことに期待 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院...
View Article複数のマイクロRNAを同時検出する「RNA液滴コンピュータ」の開発に成功 細胞の中で働く微小ロボットや化学的人工知能の実現にも貢献
要点 分子を選択的に感知する機能をプログラムした、論理演算を実行するRNA液滴を作製 2つの特定のRNAが入力された場合のみ液滴が溶解する挙動を利用することで、がんのバイオマーカーとして知られるマイクロRNAの検出に成功 生体や生細胞の中で、病気の診断、薬物送達、機械的動作などを行うインテリジェントな微小ロボットや化学的な人工知能を実現する技術への貢献 概要 東京工業大学 情報理工学院...
View Article「国立大学協会声明 -我が国の輝ける未来のために-」の発表について
6月7日、東京工業大学が会員となっている一般社団法人国立大学協会から、「国立大学協会声明 -我が国の輝ける未来のために-」が発表されましたので、お知らせいたします。 国立大学協会声明文 【参考資料】国立大学協会声明 関連リンク 「国立大学協会声明 -我が国の輝ける未来のために-」の発表について|国立大学協会 お問い合わせ先 東京工業大学 総務部 広報課 Email...
View Article常圧下で二酸化炭素を固定化する有機合成手法を開発 リンゴ酸酵素の無限の可能性を見出す
要点 通常は激しい条件を要する二酸化炭素(CO2)固定化反応を、生体触媒の一種であるリンゴ酸酵素を用いることで穏やかな条件で行うことに成功。 リンゴ酸酵素とCO2を用いるカルボキシル化反応が、非天然の基質でも進行することを初めて発見。 カーボンニュートラルの実現が求められる中で、二酸化炭素の有効利用に貢献。 概要 東京工業大学 生命理工学院...
View Articleふらふらな分子を止めて構造を見るタンパク質の「組木細工」 無細胞タンパク質結晶化による天然変性タンパク質迅速構造決定
要点 従来法では構造決定が困難な天然変性タンパク質の構造決定に成功。 無細胞タンパク質結晶化により、従来より10万分の1のスケールと10分の1の時間で大規模な迅速構造決定に成功。 がんなどのタンパク質―タンパク質相互作用が関与する疾患に向けた創薬開発に期待。 概要 東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の小島摩利子大学院生(現 北海道大学博士研究員)と安部聡助教(現...
View Article結合場所に基づいて抗体をグループ分けする新手法 抗体医薬品開発を加速させる大規模分類法
要点 抗原結合場所に基づいて多数の抗体を並列分類する手法Epitope Binning-seqを開発 遺伝子改変により1細胞膜上で抗体の抗原結合場所を評価可能に 大規模抗体分類による高性能抗体医薬品の効率的な開発に期待 概要 東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の門之園哲哉准教授とNing Lin(ニン・リン)大学院生らの研究チームは、結合場所に基づいて抗体をグループ分けする新手法Epitope...
View Articleサブテラヘルツ帯CMOS ICで640 Gbpsの無線伝送に成功 超高速無線通信を用いた遠隔医療や自動運転の実装に前進
要点 世界最速の640 Gbpsの伝送速度を達成するCMOS送受信ICを開発 次世代無線通信での周波数候補であるD帯(110-170 GHz)で動作 超高速通信を用いた新サービスの創出や次世代通信インフラへの応用を期待 概要 東京工業大学 工学院...
View Article東工大として最後の「ホームカミングデイ2024」をハイブリッド形式で開催
5月25日、東京工業大学は全学同窓会組織である一般社団法人蔵前工業会との共催で「ホームカミングデイ2024」を開催しました。今回も昨年に続き、ハイブリッド形式(対面とオンラインの複合型)で行いました。 ホームカミングデイ2024 全体交流会参加者...
View Article外来種の侵略が在来種の魚類・シクリッドに与えた影響をゲノムレベルで解明 シクリッドの絶滅リスクを遺伝学的側面から評価
要点 東アフリカのビクトリア湖に放流された外来種のナイルパーチが、在来種であるシクリッドの個体数に与えた影響を大規模なゲノム解析から明らかに。 複数種のシクリッドにおいて、環境の変化などにより種の個体数が減ることで、種内の遺伝的な多様性が低下する「ボトルネック効果」が引き起こされていたことを発見。...
View Article山本和樹助教が第23回船井研究奨励賞を受賞
東京工業大学 理学院 物理学系の山本和樹助教が、公益財団法人船井情報科学振興財団の第23回船井研究奨励賞を受賞しました。褒賞式は5月18日に行われました。 (左から)船井情報科学振興財団の船井哲雄理事長、褒賞式で賞状を授与された山本助教 受賞者 山本和樹 理学院 物理学系 助教 授与団体 公益財団法人 船井情報科学振興財団 賞名 第23回船井研究奨励賞 受賞業績...
View Article5.7 GHz帯無線給電で動作するミリ波帯5G中継器を実現 国内で利用可能な周波数帯での電力供給で柔軟な設置が可能に
要点 5.7 GHz帯無線電力伝送と28 GHz帯5G通信に同時対応するICチップを世界で初めて開発 国内利用可能な5.7 GHz帯の無線電力伝送により、電源不要なミリ波帯5G中継器を実現 ミリ波帯5G通信のカバレッジの拡大やスマートファクトリーなどへの活用に期待 概要 東京工業大学 工学院 電気電子系の加藤星凪大学院生、同 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所の白根篤史准教授、同 工学院...
View Article市販半導体を用いてデータ電力同時伝送可能なミリ波帯フェーズドアレイ無線機の開発に成功 電源が不要な中継機として5G通信エリアの拡大に貢献
要点 ミリ波帯の無線電力伝送および無線通信に同時対応する無線機を実現。 専用ICではなく市販半導体を用いた256素子の構成で、無線電力伝送の電力生成量を改善。 設置自由度の高い電源不要の中継機として、ミリ波帯5G通信エリアの拡大に貢献。 概要 東京工業大学 工学院 電気電子系の井出倫滉大学院生、科学技術創成研究院 未来産業技術研究所の白根篤史准教授と工学院...
View Article2023 ICPC世界大会で本学チームが初のメダル獲得
4月14日から19日にかけてエジプトのルクソールで開催された2023 ICPC国際大学対抗プログラミングコンテスト世界大会(International Collegiate Programming Contest World Finals:以下、2023...
View Article初代国立大学法人東京科学大学の理事長候補者が決定
国立大学法人東京科学大学の長の合同選考会議(以下、選考会議)は、2024年6月18日に開催された選考会議において、大竹尚登氏(現 東京工業大学 科学技術創成研究院 教授、同研究院長)を初代国立大学法人東京科学大学の理事長候補者として全会一致で決定しました。 任期は、2024年10月1日から2028年3月31日までの3年6ヵ月です。 今後、文部科学大臣に申出を行い、指名を受けることになります。...
View Articleホウ素と可視光を用いて2次元分子から高度に縮環した3次元分子を直接合成 創薬における3次元化合物の多様性を拡張
要点 2次元化合物であるキノリンの芳香族性を破壊しながら、3次元化合物テトラヒドロキノリンを合成する新しい分子変換反応を開発 ホウ素試薬を添加し光照射することで分子変換反応が促進する現象を発見 分光学的手法・計算化学的手法の両面から解析し、反応メカニズムを解明 概要 東京工業大学 物質理工学院 応用化学系の下世明日葉大学院生、永島佑貴助教(研究当時、現 東京大学 大学院薬学系研究科...
View Article超分子ポリマー形成に起因する化学センサーの感度増幅 ダイナミックアロステリックエフェクターの概念を提唱
要点 スマネン超分子ポリマーの形成が化学センサーの平衡定数向上に寄与することを解明 世界で初めて超分子ポリマー形成を引き金とする化学センサーのシグナル増幅を達成 新たなシグナル増幅センシング手法の提案により、PCRを超える高感度の分析手法に期待 概要 東京工業大学 理学院...
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