9月16日~17日、Uppsala University Ångström Laboratory(ウプサラ大学:1477年創立、北欧最古の大学。THE世界大学ランキング98位。ヨーロッパ最高の大学の一つ。材料研究のÅngström研究所、生命科学のウプサラ生物医学センターなどを擁する。)において、東工大とのジョイントシンポジウムが開催されました。
翌日9月17日は、初日の講演を踏まえ、New Materials, Energy, Life Scienceの3つの分野ごとに分科会に分かれ、それぞれの研究者間で活発な意見交換が行われました。その後、Global Energy and Future Blue Sky Possibilities, Renewable Energy, Academic - Industrial Collaboration の3つのセッションがあり、研究活動から産学連携、資金の獲得など幅広い分野での意見交換が行われました。
Closing Session においては、研究者レベルのMOU(Memorandum of Understanding)の締結や将来の全学研究交流協定に向けた東工大とウプサラ大学LOI(Letter of Intent)の締結が行われました。2015年度にはシンポジウムを東工大で開催することや、より一層の協力関係の推進についてそれぞれ期待が述べられ、暖かな雰囲気の中で閉会となりました。
道場とは、AGLにおける教育の特徴の一つで、さまざまな専門を専攻する所属生がディベートやグループワーク等を通じて議論を戦わせながら、実社会で通用する合意形成力や人間力を身に付ける修練の場です。詳しくは、AGLのWebサイトImage may be NSFW. Clik here to view.をご覧下さい。
アールト大学に留学した工藤さんは、授業履修をメインにいくつかの科目を履修しました。なかでも、学生から人気のあるProduct Development Projectという、スポンサー企業の援助を受けて製品の企画・開発を行う授業では、様々な専攻の留学生とカプセルホテルの製作に携わったそうです。6か国の留学生とプロジェクトを進めるなかで多くの困難を乗り越え、最終的にはヘルシンキでホテルが運営されることになったとの報告がありました。また、スポーツが盛んなフィンランドでアイスホッケーやスケート、ダンス等を体験し、プライベートでも充実した生活を送ることができたそうです。