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一橋大学・東京工業大学 合同移動講座in札幌 開催報告

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11/17(日)、一橋大学・東京工業大学合同移動講座が札幌にて開催されました。合同移動講座は、本学同窓会の蔵前工業会と一橋大学同窓会の如水会が合同で開催しているもので、平成21年に始まり、これまで浜松、神戸、福岡、広島と続いて今回で5回目となります。

はじめに一橋大学OGでもある高橋はるみ北海道知事にご挨拶をいただいた後、「文理共鳴~未来への挑戦-フロンティアスピリットの回復-」と題して、以下のようなプログラムで開催されました。

オープニングアドレス
松本 正義 氏 (如水会理事長、住友電気工業(株)社長)
基調講演1
浜  矩子 氏
(同志社大学大学院ビジネス研究科教授)
一橋大学卒業
「さらばノウハウ、さようならハウツー、立ち去れ短絡的今日性 知的探求で未来を抱きとめよう」
基調講演2
遠藤 信博 氏
(日本電気株式会社 代表取締役執行役員社長)
東京工業大学卒業
「人と地球にやさしい情報社会へ~ビッグデータから価値を~」
講演1
山内  進 氏
(一橋大学 学長)
「一橋大学のミッションと社会科学の精神」
講演2
三島 良直
(東京工業大学 学長)
「東工大から世界へ~世界を舞台に活躍する科学技術人材の育成~」
クロージングリマークス
庄山 悦彦 氏 (蔵前工業会理事長、(株)日立製作所相談役)

晴天にも恵まれた移動講座の参加者は当初の予定を上回る408名と大入りの盛況で、移動講座終了後には、如水会員・蔵前工業会員合同の懇親会で、「商」「工」一層の親睦を深められていました。

また、今回の移動講座では初めての試みとして、両大学の合同進学相談会が併催され、会場には受験を検討している高校生やその保護者の方が足を運ばれ、熱心に質問等をされている様子が印象的でした。


小田俊理教授の研究拠点が「革新的イノベーション創出プログラム」のトライアルに採択

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小田俊理 量子ナノエレクトロニクス研究センター教授を研究リーダーとする研究拠点が、文部科学省・JST「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」のトライアルに採択されました。

COI STREAMは、下の2点を目的として公募されたものです。

  • 現在潜在している将来社会のニーズから導き出されるあるべき社会の姿、暮らしのあり方を設定し、このビジョンを基に10年後を見通した革新的な研究開発課題を特定。
  • その上で、既存分野や組織の壁を取り払い、基礎研究段階から実用化を目指した産学連携による研究開発を集中的に支援。

小田教授を研究リーダーとする研究拠点は、将来の拠点候補として、COI STREAMのビジョン達成に向け、コンセプトや要素技術の検証を行ってまいります。

  • 拠点名
    「オンデマンド・ライフ&ワークを全世代が享受できるSmart社会を支える世界最先端ICT創出COI拠点」
  • プロジェクトリーダー
    秋葉重幸(KDDI研究所 主席特別研究員)
  • 研究リーダー
    小田俊理(量子ナノエレクトロニクス研究センター 教授)
  • 研究期間
    平成25年11月~平成27年3月(予定)

"近所"で爆発した宇宙のモンスター -観測史上最大級のガンマ線バーストを日本のグループが宇宙と地上から観測-

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要点

  • 2013年4月27日に過去23年間で最も強いガンマ線バーストを観測
  • ガンマ線バーストとしては"近所"の38億光年の距離で起きたにもかかわらず、その性質は遠方、宇宙初期の「モンスター」と変わらない
  • 従来からの標準的なガンマ線放射モデルに疑問を投げかける

概要

東京工業大学など日本の研究グループを含む国際共同観測チームは、観測史上最大級の「モンスター」ガンマ線バースト「GRB 130427A」をとらえることに成功した。詳しいデータ解析の結果、今回のバーストは宇宙年齢100億年という現在とほぼ同じ宇宙環境で発生したにもかかわらず、宇宙初期に発生する普通のバーストと同じ「モンスター」としての性質をもっていることが分かった。今までで最も近傍で発生したバーストの場合は爆発エネルギーが著しく小さく、別種の現象の可能性が高かったが、地球に近いからこそ得られた「普通のモンスター」の高品質のデータによって、従来のガンマ線放射機構の理論は再考を迫られることになった。
ガンマ線バーストは、太陽の数十倍の質量をもつ恒星が一生の最後に起こす大爆発で、平均的には宇宙年齢30億年の宇宙初期、すなわち100億光年を超える遠方で発生する。今年4月27日に発生したGRB 130427A はもともと大きな爆発エネルギーをもつガンマ線バーストだったが、38億光年という"近所"で発生したためにとびきり明るく観測された。
この研究成果は11月22日発行の米科学誌「サイエンス」に掲載される。

原論文情報

「GRB 130427A: a Nearby Ordinary Monster」 Maselli et al. Science Vol. 342, #6161

日本人の共著者

東工大
河合誠之(理研客員主幹研究員を併任)、斎藤嘉彦、谷津陽一、吉井健敏
理研
芹野素子
国立天文台
黒田大介、花山秀和
青山学院大学
坂本貴紀

関連リンク

お問い合わせ先

大学院理工学研究科基礎物理学専攻 教授 河合誠之
Email nkawai@phys.titech.ac.jp
電話 03-5734-2390
FAX 03-5734-2390

理化学研究所グローバル研究クラスタ
宇宙観測実験連携研究グループ MAXIチーム 研究員 芹野 素子

電話 048-467-1111(内線3284)
FAX 048-467-9446

GRB 130427Aの発生した天域を星座図上に示す

平成25年度「東工大挑戦的研究賞」授賞式挙行

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平成25年度「東工大挑戦的研究賞」授賞式が10月17日(木)に行われました。

授賞式では、三島学長から受賞者に賞状の授与及び今後さらなる活躍を期待する旨の激励の言葉があり、ついで受賞者代表2名から、採択された研究課題についてのプレゼンテーションが行われました。

この賞は、本学の若手教員の挑戦的研究の奨励を目的として、世界最先端の研究推進、未踏分野の開拓、萌芽的研究の革新的展開又は解決が困難とされている重要課題の追求等に果敢に挑戦している独創性豊かな新進気鋭の研究者を表彰するもので、第12回目の今回は14名が選考されました。なお、受賞者には支援研究費等が贈呈されます。

平成25年度東工大挑戦的研究賞 受賞者一覧

受賞者
所属
職名
研究課題名 (★は学長特別賞)
大学院理工学研究科
(理学系)数学専攻
助教
一般モノドロミー保存変形のハミルトン力学的描像の確立
大学院理工学研究科
(理学系)地球惑星科学専攻
助教
高精度鉛同位体分析による火星の地殻・マントル化学進化の解明
大学院理工学研究科
(理学系)広域理学講座
准教授
重力波検出器KAGRAにおける標準量子限界を超えた感度の実現
大学院理工学研究科
(工学系)化学工学専攻
准教授
水と二酸化炭素の相乗的な膨潤効果を利用した眼科DDSにおける薬物徐放性の発現
大学院理工学研究科
(工学系)土木工学専攻
助教
構造物の長期性能変化予測と社会動態予測に基づく、インフラストラクチャーの維持管理・更新計画の策定支援プラットフォームの開発
大学院生命理工学研究科
生体システム専攻
准教授
心筋細胞分化の鍵を握る新規コネキシン分子の作用機序の解明
大学院総合理工学研究科
知能システム科学専攻
講師
★マイクロ非平衡場の制御による動的な細胞サイズ分子ロボットの創製
大学院情報理工学研究科
数理・計算科学専攻
准教授
対数行列式半正定値計画問題に対する主双対アプローチ
イノベーションマネジメント研究科
技術経営専攻
准教授
★探索的計量書誌分析による研究開発マネジメント支援手法の開発と応用
精密工学研究所
高機能システム部門
准教授
外力検出可能な腹腔鏡手術用3指ハンドの開発
精密工学研究所
極微デバイス部門
助教
ポリマー光ファイバ中のブリルアン散乱の特性解明とセンシング応用
応用セラミックス研究所
材料融合システム部門
助教
環境負荷低減した大規模木造建築を実現する平面異種混構造の耐震設計法の開発
原子炉工学研究所
物質工学部門
准教授
拡張ナノ流体制御による高選択的ストロンチウム分離分析に関する研究
像情報工学研究所
准教授
液晶性を活用した高品質な多結晶有機トランジスタの開発とその集積化

(所属順・敬称略)

宇宙核時計ニオブ92の起源が超新星爆発ニュートリノであることを理論的に解明

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要点

  • ニオブ92が超新星ニュートリノで生成されたとする新仮説を提唱
  • 超新星モデルによる理論計算で太陽系のニオブ92の量を再現
  • 超新星爆発から太陽系誕生までの時間を100万~3000万年と評価

概要

日本原子力研究開発機構・量子ビーム応用研究部門の早川岳人研究主幹、国立天文台・理論研究部の梶野敏貴准教授、東京工業大学の千葉敏教授らの共同研究グループは、太陽系初期にのみ存在した放射性同位体ニオブ92(半減期は約3千5百万年)が、超新星爆発のニュートリノで生成されたことを理論的に解明しました。

現在の太陽系にニオブ92は存在しません。しかし、隕石研究によって、約46億年前に太陽系が誕生した時点では、ニオブ92が存在していたことが明らかになっていました。ところが、ニオブ92が宇宙のどこでどのように生成されたかは未解明の問題でした。これまで、いくつかの仮説が提唱されましたが、いずれもニオブ92の量を定量的に説明できませんでした。本研究グループは、太陽系誕生の直前に、太陽系近傍で超新星爆発が発生し、放出されたニュートリノによって超新星爆発の外層でニオブ92が生成され、爆発によって吹き飛ばされて太陽系に降り注いだとの仮説を立てました。超新星爆発モデルにニュートリノ核反応率を組み込んで計算したところ、ニオブ92の量を定量的に説明できることが判りました。

本研究によって、長年に亘って謎であったニオブ92の起源が明らかになりました。さらに、ニオブ92を生成した超新星爆発から太陽系誕生までの時間を100万~3000万年と評価しました。このように年代を計測できる放射性同位体を宇宙核時計と呼びます。今後、隕石研究が進み、より正確な量が判れば、より正確に時間を評価できます。なお、本成果は11月22日発表のThe Astrophysical Journal Letterに掲載されました。

お問い合わせ先

(研究内容)
原子炉工学研究所 教授 千葉 敏

TEL: 03-5734-3066

(報道対応)
東工大広報センター(プレス担当)
TEL: 03-5734-2975

グリーンスパコン世界一になったTSUBAME-KFC及びTSUBAME2.5について記者発表

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本学 学術国際情報センター(以下、GSIC)は、11月25日、表記の件について記者発表を行いました。

記者発表では、学術国際情報センター松岡聡教授、遠藤敏夫准教授、額田彰特任准教授から説明があり、
報道各社から活発な質疑応答の後、TSUBAME-KFCの見学会が行われました。


Green 500(省エネ)Green Graph500(省エネのビックデータ処理)において
日本のスパコンとして初めて世界1位省エネに関するランキング2冠となったTSUBAME-KFC


左から学術国際情報センター佐伯教授、額田特任准教授、遠藤准教授、松岡教授、大谷理事・副学長

スポーツ講座2013山本浩二さん「野球に感謝」開催報告

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「38年前の今日は何が起こった日か分かりますか?」というフリーアナウンサーの吉田填一郎さんの問いかけからこのスポーツ講座は始まりました。すこしだけ間があった後、山本浩二さんが「そうだ今日は10月15日、カープが初優勝した日ですね」と答えた。このあと吉田さんの問いかけに答えるかたちで進んでいきました。

山本浩二さん広島カープ入団の頃の話

「当時はお立ち台はなく、また、グランドに観衆が入ってきて胴上げはできなかったですね。優勝する前は、大洋(今の横浜)、ヤクルト、広島でいつも最下位争いをしていました。カープに入ったころはプロ野球の選手になったから練習や試合のないときは豪勢に遊べると思っていたら、とんでもない話でした。当時の根本監督は何年か後の優勝を狙っていて、徹底的に練習をさせられ、休めるのは正月3が日だけでした。でもあとから思えばこれはよかったと思います。たとえば衣笠のようなライバルがいました。そのころは自分さえよければ年俸もあがるし、ライバルの成績が上がることは望んでいませんでした。そのころのカープはその名にちなんで「鯉のぼりまで」とよく言われていました。五月の連休が終わるころにはペナントレースの下位グループの常連だったからです。でも優勝した1975年は違いました。6月7月8月になっても優勝争い。前の年だったら衣笠に「打つなよー」と思ったかもしれないがその年はチームが一つになっていたので「打ってくれよー」に変わりました。その優勝を境にライバルたちと腹を割ってはなせる、技術について話し合える、練習を遅くまで競い合うといういい関係になりました。後輩たちもそれを見て熱心に練習していたと思います。」

最近のカープの話

「カープ強いですよ。軸がしっかりしている、「キクチ」覚えておいてください。身体能力がすごい。なんでも食らいついていく。頭を使えばもっとすごい。カープ、クライマックスシリーズミスなしです。走塁もいい。自信を持っています。下剋上(ペナントレースで下位がクライマックスシリーズで勝つこと)ありますよ。カープの野村監督は前半、たたかれました。ツイッターなんか好き勝手なことを書きますからね。野村監督は失敗しても若い人を使った。その積み重ねで今の強いチームになった。マスコミなんか書きたい放題なので現場はいい加減にしてくれと思ってますよ。ある記者はカープの前半ぼろくそに書いておいてAクラスに入ると手のひら返しですよ。」

WBCのこと

「昨年の10月10日に監督に決まったのですが、それまでは記者がうちの周りに集まって大変でした。それで決まったら記者が来なくなり、静かになりました。コーチの人選ですが、まず最初にウマの合う東尾をコーチにしました。それから選手の人選。選手は「山本浩二」の名前は知っていても性格は知りません。それで12球団のキャンプをすべて回りました。練習を始めても最初の数日は選手も遠慮がありました。食事を一緒にしてうちとけるようになりました。大変だったのは33人から28人に減らすとき。減らした日に決起集会を開きました。そのとき、減らされた5人も参加してくれて、特に「村田」が勇気づけてくれました。それから侍ジャパンは33人という意識で、チームが結束しました。

第1戦はブラジルでした。負ける相手ではないのですが、相手ピッチャーがよかった。ようやく8回に逆転して勝てました。短期決戦の難しさを感じました。

台湾戦では9回の2アウト、鳥谷に盗塁のサインを出していました。いつでも走っていいというのをグリーンライトというのです。これでした。そのあと井端。ショートの後ろが空いていると思ったらそこに打った。半分は負けコメントを考えていましたよ。そして10回。中田のホームラン。これでいけると思いました。

ところで、アメリカのバッシングはひどかったですね。最初は35度もあるフェニックスで2試合、そのあとサンフランシスコでナイター、このときは10度ないくらいです。アメリカの策略じゃないでしょうかね。

準決勝は3:1で負けました。内川が盗塁失敗しましたが、これは予め打ち合わせていた通りに走っただけです。盗塁できるかどうかはピッチャーのモーションからキャッチャーにボールが届くのに1.4秒以内かどうかなんです。ところが、この時にピッチャーは1.8秒くらい。そこでこのピッチャーが出てきたらグリーンライトなのです。でも2塁の井端が一瞬躊躇した。内川は自分がアウトにならないように懸命に走っていただけなんです。

試合で負けた後の新聞記者の手のひら返しはまいりました。でも広島に帰ると皆さんが握手してくれました。本当にこの年になってユニホームを着て燃えることができてよかったと思います。」

このあと、吉田アナウンサーの問いかけや学生の質問に答えて選手、監督、中継のアナウンサーのさまざまな個性について話していただき、スポーツ講座が終了しました。お二人の軽妙な語りで楽しく、興味深い時間を過ごすことができました。

緑が丘6号館竣工

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11月19日(火)、大岡山キャンパス緑が丘6号館にて緑が丘6号館竣工式典が開催されました。 昨年5月より約1年5か月にわたる工期を経て完成したこの施設は、市松壁フレーム(市松状の耐震壁)で建物全体の外観を構成した、地下1階、地上4階の鉄筋コンクリート造です。


緑が丘6号館 (芝生広場側)

1階は各種会議、講演、論文発表、セミナーなどのさまざまなプログラムが開催できる全学利用の多目的なスペースとして、緑が丘を拠点とする学科・専攻に豊かな活動をもたらすように工夫されており、さらに、2階から4階は主に研究実験室とミーティングスペースや交流コーナー等を配した研究実験フロアとなっています。

式典の会場となった緑が丘6号館1階の緑が丘ホールは外部の芝生広場と同じレベルに設けられ、広場と一体的に使用可能な多目的スペースとなっています。

冒頭の三島学長の挨拶に続きデザインアーキテクトを担当した大学院理工学研究科建築学専攻の奥山信一教授(意匠)、理工学研究科建築学専攻の竹内徹教授(構造)より建物の説明が行われました。

三島学長、岡田理事・副学長、奥山教授、竹内教授によるテープカットののち施設の見学が行われ、明るく開放的な各フロアが披露されました。


三島学長


テープカット


奥山信一教授 (意匠)


竹内徹教授 (構造)


建物見学


緑が丘6号館 (西門側)


東工大の学生チームがBIOMOD世界大会で3賞同時受賞

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本学学生チームが、2013年・国際生体分子ロボコン(BIOMOD)世界大会で、プロジェクトアワード金賞含め3つの賞を同時受賞しました。

国際生体分子デザインコンペティション「BIOMOD (International Bio-Molecular Design Competition)」は、学部生が生体分子によるナノ・マイクロシステムの設計・構築を行い、その研究成果を各国のチームとプレゼンテーションで競い合う国際大会で、生体分子を使った「ロボコン」として位置づけられています。第3回となる本大会は、本年11月2~3日に開催されました。設計・構築する対象に制限はなく、DNA・RNA・タンパク質などで作られたナノサイズの3次元構造体、ナノサイズの人工生体分子モーターから、生体分子コンピュータ、生体分子ロボットまで様々なテーマに関する成果が発表されました。

本年は9か国27大学のチーム(日本からは5大学6チーム)が、開催地のハーバード大学に結集し、プロジェクトを競い合いました。東京工業大学の他には、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、コロンビア大学、ドレスデン工科大学、東京大学、東北大学など各国の名門大学が数多く参加しています。

本学の3年次創造性育成科目「バイオクリエーティブデザインII」を受講する学生(生命理工学部・工学部3年生9名)で構成された東工大チームは、DNAナノテクノロジーを利用し、ユーザーの好みに合わせて自在に紫外線カット機能や構造色の発色パターンを無数に変えられる「コスメティック生体分子システム(Cosmetic Biomolecular System)」の構築をテーマに発表しました。高機能な生体分子システムの研究というと、一般的には医療応用(ドラッグデリバリーシステムなど)をイメージしがちですが、今回はコスメティック分野への応用ということで、多彩な分子制御で人類の生活や文化の豊かさを向上させるという、概念的に非常に革新的なものでした。その結果、「プロジェクトアワード金賞」、「優秀ビデオプレゼン部門賞3位」、「優秀T-shirtデザイン賞」の3つの賞を同時受賞しました。世界的に注目されている本分野で、本学の学生の革新的なアイデアが認められたものであり、大変大きな功績であると言えます。これを実現するには、コンピュータによる分子設計、数理モデルを使った予測、実験によるシステム構築、論理的なプロジェクト記述、英語での魅力的なプレゼンテーションという全ての要素で優れている必要があります。本学学生の総合力の高さが世界に評価された結果であると考えられます。

学生参加メンバー

  • 庄剛矢
    (生命理工学部・生命工学科・生体分子コース・3年)
  • 植木拓
    (生命理工学部・生命工学科・生命情報コース・3年)
  • 境澤穂波
    (生命理工学部・生命工学科・生体分子コース・3年)
  • 塩澤唯
    (生命理工学部・生命工学科・生体分子コース・3年)
  • 嶋本順明
    (生命理工学部・生命工学科・生物工学コース・3年)
  • 林俊洋
    (生命理工学部・生命工学科・生体分子コース・3年)
  • 増井有子香
    (生命理工学部・生命工学科・生体分子コース・3年)
  • 山元奈緒
    (生命理工学部・生命工学科・生命情報コース・3年)
  • 鹿山敦至
    (工学部・機械知能システム学科・3年)

指導教員

  • 瀧ノ上正浩
    (大学院総合理工学研究科・知能システム科学専攻・講師)(主指導)
  • 小宮健
    (大学院総合理工学研究科・知能システム科学専攻・助教)(主指導)
  • 小長谷明彦
    (大学院総合理工学研究科・知能システム科学専攻・教授)
  • 山村雅幸
    (大学院総合理工学研究科・知能システム科学専攻・教授)
  • 木賀大介
    (大学院総合理工学研究科・知能システム科学専攻・准教授)
  • 太田 啓之
    (バイオ研究基盤支援総合センター・大学院生命理工学研究科・生体システム専攻・教授)
  • 三原 久和
    (大学院生命理工学研究科・生物プロセス専攻・教授)

実験等技術サポート

  • 東京工業大学 大岡山分析支援センター
  • 森田雅宗
    (大学院総合理工学研究科・知能システム科学専攻・博士研究員)
  • 杉浦晴香
    (大学院総合理工学研究科・知能システム科学専攻・産学官連携技術員)
  • 北島貴司
    (大学院総合理工学研究科・知能システム科学専攻・修士課程2年)
  • 張子聡
    (大学院総合理工学研究科・知能システム科学専攻・修士課程1年)

学内サポート (順不同)

  • グローバル人材育成推進事業
  • 東京工業大学基金(一般寄附分、使途指定分(個人2名))
  • バイオ創造設計室

学外サポート (順不同)

  • 文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究
    「感覚と知能を備えた分子ロボットの創成」(分子ロボティクス | 新学術領域HPouter)
  • コスモ・バイオ 株式会社
  • JPKインスツルメンツ(JPK Instruments AG)
  • 株式会社 レベルファイブ
  • 株式会社 生体分子計測研究所(RIBM)
  • 株式会社 和泉テック
  • CBI学会

受賞後の東京工業大学チーム・11月3日・ハーバード大学にて

BBC WORLD NEWS 「Click」で東工大の研究紹介

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「テクノロジー」にまつわるニュースや最新動向をレポートする番組、BBC WORLD NEWS「Click」で東工大の研究が紹介されました。
日本での高齢者向けテクノロジーをテーマにしたエピソードに機械宇宙システム専攻福島研究室(遠藤玄助教)の「追従型4輪車両」、機械物理工学専攻武田研究室の「松葉杖形歩行支援機械」が登場しました。
動画は以下のClickウェブサイトでご覧いただけます。

  • 追従型4輪車両

  • 松葉杖形歩行支援機械

世界中で活躍するOBとつながろう - LinkedIn に東工大カレッジページをオープン

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12月4日、東京工業大学はソーシャルネットワークサービスLinkedIn(リンクトイン)が運営する「カレッジページ」に大学公式ページ(英語版)を公開しました。

LinkedIn カレッジページは、60カ国1,500以上の大学が参加し、全世界の中高生や両親、ビジネスプロフェッショナルに向けて、大学の魅力や情報を発信するプラットフォームです。LinkedInの特長であるビジネス特化型のソーシャルネットワークを利用し、世界中で活躍する卒業生や東工大に関心を持つ方と交流することができます。

  • 在学生の方
    卒業生の専攻分野、就職先企業、業界、職種などからキャリアパスを学び、是非自分の将来像を描いてみてください。
  • 卒業生の方
    東工大の最新情報やホームカミングデイ情報をお届けします。卒業生の交流の場としてご活用ください。
  • 東工大への進学・留学を考えている方・保護者の方
    東工大の教育や研究に関する情報を発信します。東工大への進学・留学を考える機会としてください。

※LinkedIn カレッジページをご覧いただくには、LinkedInへのメンバー登録が必要です。

東工大のLinkedIn カレッジページにご注目ください。

この他にも東工大では公式facebookページや公式twitterアカウントを通じて、最新のニュースやトピックスを配信しています。ぜひフォローしてください。

イノベーション人材養成機構「ドクターズキャリアフォーラム」開催報告

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イノベーション人材養成機構(IIDP)は、10月31日に「IIDPドクターズキャリアフォーラム」を東京工業大学蔵前会館にて開催しました。

前身組織のプロダクティブリーダー養成機構以来通算5回目の開催で、東工大博士後期課程学生や若手ポスドク約120名が来場し、博士人材を求める求人企業32社との交流が実現しました。博士人材に限定して行われるキャリアフェアとしては、国内最大規模のものとして定着し、参画企業にも認知されています。

博士人材有志23名による「フュージョンプロジェクト」では、出展企業の関係者に対し、ポスターセッションを通じて各自の研究概要や、自分自身のアピールを行いました。その後の32社の出展企業個別ブースでの説明では、参加学生側から企業の説明に対し熱心な議論や質問が交わされました。


ポスターセッション


個別ブース

ジョージア工科大副学長が三島学長を表敬訪問

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11月7日、ジョージア工科大学バースロット副学長が来学され、丸山俊夫理事・副学長同席のもと三島良直学長と懇談されました。三島学長とバースロット副学長から、それぞれの大学の概要についての紹介が行われた後、今後の大学のあり方や産業界との連携、学生の就職についてなど幅広く情報・意見交換を行いました。
その後、引き続き、バースロット副学長は2日間にわたり、各研究科長をはじめ、本学の教育及び研究分野において先導的なプログラムを推進している代表者の教員とも懇談され、その他多数の分野の教員と意見交換を行いました。

ジョージア工科大学と本学は、平成13年に学術交流協定を締結して以来、協定に基づき、研究者交流・学生交流等をおこなってきました。これに加え、平成23年度からは、「グローバル理工系リーダー養成協働ネットワーク」の有力パートナー校のひとつとして、国際協働基盤ネットワークの形成や、卓越した科学技術の素養を持った人材育成のための活動を連携して行っています。なお、この「グローバル理工系リーダー養成協働ネットワーク」とは、文部科学省「大学の世界展開力強化事業」に採択された、本学が欧米、アジアの先進理工系大学16校と実施しているプログラムです。

RU11「医療分野の研究開発の総合戦略についての要望」

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このたび、我が国における最先端の研究・人材育成を担う大学であるRU11(北海道大学、東北大学、筑波大学、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、東京工業大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の11大学で構成)の総長・塾長・学長は、医療分野の研究開発の総合戦略についてRU11の立場から、「医療分野の研究開発の総合戦略についての要望」として声明をまとめました。

平成25年12月5日

医療分野の研究開発の総合戦略についての要望

学術研究懇談会(RU11)

北海道大学総長
山口 佳三
東北大学総長
里見  進
筑波大学長
永田 恭介
東京大学総長
濱田 純一
早稲田大学総長
鎌田  薫
慶應義塾長
清家  篤
東京工業大学長
三島 良直
名古屋大学総長
濵口 道成
京都大学総長
松本  紘
大阪大学総長
平野 俊夫
九州大学総長
有川 節夫

 政府は、日本再興戦略及び健康・医療戦略(平成25年6月14日)の中で健康・医療分野に係る産業を戦略産業に位置付け、我が国の経済成長に寄与するための提案をしています。そのひとつである「日本版NIH」構想では、健康・医療分野の研究開発関連予算を一元化し、効率化を図ることで超高齢社会を乗り切るためのモデルを世界に発信しようとしています。この構想に対し、私たち日本の研究の現場を支える学術研究懇談会(RU11)では、平成25年6月19日付けで「「優れた学術基盤」が支える「日本版NIH」構想について」を公表し、アカデミアの参画と総合科学技術会議での十分な議論についてお願いしました。加えて、我が国の研究者の自由な発想から生まれてくる学術シーズの継続的創成のためには、全学術分野を包含する「科学研究費助成事業(いわゆる科研費)」や「戦略的創造研究推進事業」の確保・充実が必要不可欠であることを強くお願いしました。
その後、「医療分野の研究開発に関する専門調査会」において、医療分野の研究開発に関する総合戦略の策定に向けた検討が進んできたことを受け、新たに以下に示す要望をまとめました。

RU11からの要望

1. 健康・医療分野に係るファンディング、研究、病院機能を統合したオールジャパン体制の構築に対する支援

健康・医療分野に係る優れた研究成果の創出と研究成果を世界に力強く発信するためには、その担い手である私たちRU11、国立大学附属病院長会議、一般社団法人ARO協議会、日本学術会議等が参画できる体制を実現していく必要があります。そのため、新しい独立行政法人においては、上記の様々な組織の意見が直接反映できるような仕組みを整備することを求めます。そしてこの実施体制が円熟することで国内はもちろん、世界に対し優れた健康・医療技術を我が国から迅速に発信できるものと考えています。

2. 健康・医療分野に係る人材育成強化に対する支援

これまでの大学の責務である自由な発想に基づく研究と並んで、日本再興戦略や健康・医療戦略の目的を達成するためには、産業化を直視した戦略的研究手法を理解し、アカデミアの"知"を社会経済的価値に結び付ける人材の育成が急務です。そのためには、大学が担う学部及び大学院での臨床研究の在り方や産業化のための戦略(特許等)等について理解を深めるカリキュラムの必須化や生物統計の専門家の育成推進、並びに企業と大学との人材交流を活発にするための改革を一層進めることが必要です。このために必要な「長期的展望に立った人材育成への支援と法的規制緩和」を求めます。

3. 健康・医療分野に係る研究費運用の柔軟性確保に対する支援

健康・医療分野に係る研究並びにその産業化は、基礎研究、臨床研究を問わず、特許の取得や譲渡等により世界レベルで急速に変化する一方、長期間にわたる継続的な基盤形成を必要とする場合があるなど、極めて流動的です。このような動きに現場レベルで迅速に対応し、我が国の医療分野の研究開発への投資を真に実のあるものとするため、大学における研究費の適正な使用に関する我々の取り組みと併行して、一定の限度を定めた上で、費目変更や執行時期の調整を可能とするなど、運用の柔軟性を確保することを求めます。

4. 産業界からの資金提供と免税制度の採用に対する支援

健康・医療分野に係る研究並びにその産業化には莫大な予算が必要なことから国費のみでまかなうのは大変難しいのが現状です。そこで産業界のもつ資金をアカデミアが無理なく活用できる仕組みの創設が必要です。その際、アカデミアと産業界が相補的に働き、双方にメリットがあるよう、政府と大学が一体となって日本版ウェルカムファンド(企業、個人からの寄付金等)の創設に向けた取り組みを行うとともに、諸外国に匹敵する出資者に対する大胆な免税制度の採用を求めます。

5. バランスの取れた研究予算配分と研究基盤強化に対する支援

50年後、100年後の日本の未来を照らすシーズを創出するために、特定の分野に偏ることのないバランスの取れた合理的な研究予算配分と、基礎研究及び患者のための臨床研究の基盤強化に対する継続的支援を求めます。また、健康・医療分野に係る研究の成果を世界に発信するためには、少なくとも米国FDA(アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration))や欧州EMA(欧州医薬品庁(European Medicines Agency))が定めるガイダンス等に従って注意深く研究を進める必要があります。そのためにリスクベースド・アプローチ(注)に基づいた我が国の研究ガイダンスの策定を求めます。
(注)費用と便益・リスクとの兼ね合いを社会が受け入れる基準を用いてコントロールするという考え方。

以上

お問い合わせ先
研究推進部研究企画課研究企画グループ
電話 03-5734-3803
E-mail pro.sien@jim.titech.ac.jp

熱帯熱マラリア原虫に対する5-アミノレブリン酸と鉄の相乗的な増殖阻害メカニズムを解明

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国立大学法人東京大学(所在地:東京都文京区、総長:濱田純一)と国立大学法人東京工業大学(所在地:東京都目黒区、学長:三島良直)、MRC National Institute for Medical Research(所在地 :英国ロンドン、所長:Jim Smith)、SBIファーマ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役執行役員CEO:北尾吉孝)は、5-アミノレブリン酸(ALA)と2価の鉄が熱帯熱マラリア原虫の生育を相乗的に阻害する作用メカニズムについて12月2日発刊のThe Journal of Biochemistryに発表しました。

発表のポイント

  • ALAと2価の鉄との組み合わせによって、相乗的にマラリア原虫の生育を阻害するメカニズムの一端について解明しました。
  • 本成果は、多くの人たちを苦しめているマラリアを治療するための新規の医薬品の開発につながるものと期待されます。

発表概要

マラリアは、3大感染症の一つであり、年間の罹患者が数億人、死亡者が100万人を超えるといわれる重大な感染症です。ALAを投与するとマラリア原虫に感染した細胞にポルフィリンが蓄積され、そのポルフィリンを手がかりに光照射でマラリア原虫を殺せることはすでに知られていますが、血液に光照射を行うことは現実的ではなく実用化の障壁となっていたため、光照射を伴わないALA薬剤の開発が望まれていました。

東京大学大学院医学系研究科の北 潔教授、東京工業大学大学院生命理工学研究科の小倉 俊一郎准教授とSBIファーマ株式会社は、ALAと2価の鉄の併用により、光照射する ことなく熱帯熱マラリア原虫の生育を阻害できることを2011年に学会で発表しました。その後MRC National Institute for Medical Researchも研究に加わり、マラリア原虫の 各オルガネラにおけるポルフィリン類の分析結果から、今回ALAと2価の鉄の併用が特定のオルガネラへのポルフィリンの蓄積と活性酸素の発生を引き起こし、それらがマラリア原虫の成長阻害を誘導するという作用メカニズムの一端を明らかにしました。

本成果は、多くの人たちを苦しめているマラリアを治療するための新規の医薬品の開発につながるものと期待されます。ALA、2価鉄ともにすでに安全性が確保され、食品や医薬品として利用されている化合物であり、早期に臨床開発に移れる可能性があり、既存の抗マラリア薬と比べて副作用が小さく予防的にも服用可能な画期的な抗マラリア薬となることが期待されます。


40ボルトの低電圧で動く次世代超小型冷却装置を開発

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概要

異種機能集積研究センターの大場隆之特任教授は東京大学、大日本印刷、PEZY Computing(東京都千代田区、齊藤元章社長)、WOWアライアンスと共同で、40Vの低電圧で1平方cm当たり140W冷却することができるチップ状の冷却装置(Closed-Channel Cooling System = C3S)の開発に成功した。

同装置は電気浸透流を利用して液体を循環し、冷却する仕組みであり、駆動ポンプを用いないことから、機械的故障がなく、わずか100マイクロメートル(μm)の厚さに収まる。マイクロプロセッサー(MPU)など発熱が大きい半導体の冷却や、小型電子機器への応用が期待される。

この成果は米国ワシントンで12月9~11日に開かれる国際電子デバイス会議「IEDM2013」で報告する。

論文

発表雑誌
IEEE International Electron Devices Meeting (IEDM) 2013
題名
High Performance Closed-Channel Cooling System Using Multi-channel Electro-osmotic Flow pumps for 3D-ICs

添付資料より

アメリカンフットボール部、関東大学リーグ1部へ昇格決定

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東工大アメリカンフットボール部バッファローズが、創部以来念願の、関東大学アメリカフットボール連盟1部昇格を果たしました。

2013年度のシーズン、バッファローズは2部Bブロックを6勝1敗で優勝し、12月8日(日)アミノバイタルフィールドにおいて、関東学院大学との1部入替戦に挑みました。

1Q(第1クオーター)に相手にタッチダウンを許しましたが、3Qに同点に追いつき、4Qでは東工大が先にタッチダウンを奪って14-7。

ところが相手のタッチダウンパスで追いつかれます。引き分けの場合、入替になりません。つまりこの時点では負けと同じ状態だったわけです。

攻撃権が東工大に移ると、ランプレイ(アメリカンフットボールの戦法の一種)を連続して成功させてタッチダウンを奪い返し、21-14と再びリードしました。

相手は残り時間の少なくなった攻撃で、イチかバチかのロングパスによりタッチダウンを狙ってきます。パスが成功すれば相手の勝ち、失敗すれば東工大の勝ちというギリギリの状況です。観衆が息を飲んで見守る中、東工大のディフェンスが相手のレシーブを見事に防ぎました。

この時残り時間は5秒。大勢の応援団で 「5、4、3、2、1、0」とカウントダウンをし、勝利を喜び合いました。

顧問の須田和裕准教授(大学院社会理工学研究科人間行動システム専攻)は、以下のようにコメントしています。 「入替戦出場3回目でやっと掴んだ勝利です。来年は1部で戦いますので、ぜひ応援に来てください。」

リベラルアーツセンター主催 シンポジウム「今こそ、リベラルアーツ!」

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激動する現代社会で、リベラルアーツ教育の大切さは深く認識されつつあります。
人類と地球の将来を担う若者たちの教養とは何か、遠山敦子氏(元文部科学大臣)をお迎えして語り合います。

パネリスト

遠山 敦子 氏
元文部科学大臣・公益財団法人トヨタ財団理事長
桑子敏雄
リベラルアーツセンター長・教授
池上 彰 教授
 
上田紀行 教授
 
伊藤亜紗 准教授
 
主催
東京工業大学リベラルアーツセンター
日時
2014年1月9日(木) 17:00 ~ 18:55 (16:30開場)
場所
大岡山キャンパス 西9号館ディジタル多目的ホール

※入場無料、定員280名・当日先着順

お問い合わせ先
東京工業大学リベラルアーツセンター
〒152-8552 東京都目黒区大岡山2-12-1 W9-139
電話 03-5734-3782

CUMOT「エッセンシャルMOTコース(平成26年度)」受講生募集

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キャリアアップMOT(CUMOT)は、大学院イノベーションマネジメント研究科が実施する、社会人対象のMOT(技術経営)に関するサーティフィケート・プログラムです。

エッセンシャルMOTコースは、「イノベーション論」「企業戦略とイノベーション」など、働きながらMOTのエッセンスを1年間で学びます(11科目、全36回)。

講義は平日夜(水曜19~21時)に田町キャンパスで実施します。

これからマネジメントを担っていく若手から、経営者として活躍されている方など、技術経営のエッセンスを体系的に学びたい社会人の方が参加しています。

MOTの学びを通じて仕事上の課題解決や自らのスキルアップを図るなど、高い学習意欲を持つ方々が参加しており、受講生同士の交流はお互いの刺激にもなっています。

1/29(水)19時より田町キャンパスで説明会を開催予定です。

カリキュラム詳細や募集要項、説明会申込はwebサイトをご参照ください。

お問い合わせ先
イノベーションマネジメント研究科 CUMOT事務局
cumot-info@mot.titech.ac.jp

本学サークル「コール・クライネス」が全日本合唱コンクール16年連続金賞受賞

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本学の学生サークル「コール・クライネス」は11月23日(土)に千葉県文化会館にて開催された第66回全日本合唱コンクール全国大会・大学職場一般部門大学ユースの部において金賞、および文部科学大臣賞を受賞しました。これにより、コール・クライネスは、16年連続全国大会金賞受賞を達成いたしました。

全日本合唱コンクール全国大会は、全日本合唱連盟設立時(1948)から毎年秋に開催されている歴史ある大会です。今年度より部門編成が行われ、中学、高校、大学ユース(28歳以下)、室内合唱(6名以上24名以下)、同声合唱、混声合唱(25名以上)の6部門で演奏を競い合います。

今回の受賞を受け、コール・クライネス委員長の佐藤秀亮さん(理学部化学科3年)は以下のとおりコメントしています。

「千葉県にておこなわれた全日本合唱コンクール全国大会において、金賞および文部科学大臣賞を受賞することができました。また、シード合唱団に選ばれ、来年度の全国大会への出場も決めることができました。約150人の団員が心を一つに努力してきた結果、このような成績を収めることができ、大変嬉しく思っております。クライネスを支えてくださっている、東工大関係者の皆様と先輩方にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
なお、2013年12月26日(木)にすみだトリフォニーホール大ホールにて第48回演奏会を行います。今年はクライネスが誕生して50周年ということで、クライネス委嘱初演作品である『レクイエム』(鈴木輝昭作曲)を再演いたします。コンクール自由曲『Sanctus』も演奏いたしますので、日本一の合唱団の歌声を是非お聴きください。」

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