ガードナー賞: ガードナー国際賞(Gairdner International Award)は、カナダのガードナー財団より、医学にたいして顕著な発見や貢献を行った者に与えられる学術賞。毎年、3名から6名に与えられる。賞金は10万カナダドル。医学に関する賞として、最も著名な賞の一つとして知られる。1959年から開始され、これまでの55年間において15か国320人が受賞、うち82人がその後ノーベル賞を受賞。
ガードナー財団: 実業家、篤志家など様々な分野で活躍したJ. A. ガードナー氏が50万ドルを寄付して1957年にカナダ・トロントに設立。自身も関節炎などに悩まされたことから医学分野での顕著な業績をもたらした研究者を称える賞を設置。
2014年クリスマスレクチャーは、マンチェスター大学のダニエル・ジョージ教授が講師を務めました。東工大は、講義が行われる12月11日、13日、16日の3回にあわせ、3班に分かれて視察しました。今回の講義のテーマは電気・電波・通信で、「Sparks will fly: how to hack your home(ひらめきが飛ぶ:どのようにしてあなたの家に浸透したか)」と題し、電球、電話、モーターという、3つの身近な電気の応用について紹介する内容でした。
大学院情報理工学研究科計算工学専攻の小池英樹教授らの論文が、3月9~12日にシンガポールで開催された、情報技術による人間の能力拡張に関する国際会議(6th Augmented Human International Conference)において、最優秀ショートペーパー賞(Best short paper award)を受賞しました。
Electride support Boosts Nitrogen Dissociation over Ruthenium Catalyst and Shifts the Bottleneck in Ammonia Synthesis
(エレクトライド担体がルテニウム触媒上での窒素切断を促進し、アンモニア合成の律速を変化させる)
著者 :
Masaaki Kitano, Shinji Kanbara, Yasunori Inoue, Navaratnarajah Kuganathan, Peter V. Sushko, Toshiharu Yokoyama, Michikazu Hara and Hideo Hosono
3月5日、原子炉工学研究所2号館で、平成26年度第29回原子炉研コロキウムが開催されました。今回は、Imperial College LondonのBill Lee教授を招き、 “Nuclear Ceramics: Key Materials in Waste Management and Advanced Reactors” (原子力用セラミックス:原子力廃棄物処理及び先進原子炉におけるキーマテリアル)について講演していただきました。Bill教授は、エンジニアリングセラミックス分野で世界的に著名な先生ですが、英国での原子力分野でも活躍されている先生です。現在、Imperial College Londonの材料工学科教授、原子力工学センターのセンター長を務めています。また、英国において科学技術や原子力に係る委員会メンバーとしても活躍されています。
コロキウムでは、Imperial College Londonの紹介があった後、英国での原子力の現状、Imperial College Londonでの原子力研究について紹介されました。その後、原子力廃棄物処理及び先進原子炉への適用を目指したセラミックスの研究開発について講演していただきました。およそ1時間の講演後、30分ほど質疑応答の時間を設けましたが、教職員だけではなく、参加学生からもBill先生の講演に対して英語での活発な質疑応答が行われました。
さらに、ハインリヒ-ハイネ大学の植物生化学講座マリオン・アイゼンフート助教、東工大資源研の植物科学系の3名の教員、資源研を含む5大学附置研究所による共同利用研究拠点事業「物質・デバイス領域共同研究拠点Image may be NSFW. Clik here to view.」に参加している7名の研究者、および、本学大学院生命理工学研究科の2名の教員が、光合成生物の遺伝子発現やタンパク質の機能制御などの基礎研究の成果、さらには光合成生物を利用した物質生産など応用研究につながる研究成果について講演を行いました。また、若手研究者・大学院生が関連する研究について20件のポスター発表を行いました。
今回の研修は、クイーンズランド大学付属英語学校による「英語による専門科目授業を実施(CLIL)するために必要な能力を向上させること」を目的とする内容のプログラムを採用しました。CLIL とは“Content and Language Integrated Learning(内容と語学の統合学習)”の略で、非母国語を媒介に科目を教授するアプローチを指します。