3月6日、東工大はタイ国立科学技術開発庁(NSTDA)との共催でタイランドサイエンスパーク内のNSTDAにおいて、産学連携シンポジウムを開催しました。
TAIST-Tokyo Tech
東工大は、日本だけでなく海外でも人材育成に取り組み、国際貢献に寄与しています。TAIST-Tokyo Techは、東工大が独自にタイの関連機関と連携して運営している大学院であり、これまでも親密であった日本とタイとの関係を活かして、これからのアジアでのネットワークをより広く深く築いていくための先駆け的な取り組みとして2007年に設立されました。これまでに200名以上の修了生を輩出しており、アジア圏での理工学系分野での高度人材の育成と研究開発のハブを目指しています。
産学連携シンポジウム
今回のシンポジウムは、近年のタイの経済発展を受けて、2,000社以上の日本企業がタイに進出している状況や、NSTDAを始めとするタイ側パートナー大学の要請もあり、東工大のタイでの産学連携を発展させる糸口とするべく、開催されました。
当日は東工大から丸山理事・副学長(教育・国際担当)他7名が、東工大の研究概要や分野ごとの研究紹介を行いました。また、タイ側の連携機関であるNSTDAやパートナー大学の研究者からも、各分野の研究発表がありました。シンポジウムは、丸山理事・副学長(教育・国際担当)が開会挨拶から始まり、東工大の研究や産学連携の実例を紹介した後、各分野に分かれて発表を行い、最後にNSTDAのナロン長官より閉会挨拶がありました。タイの研究機関や企業から100名近い参加者があり、研究発表に熱心に耳を傾けていました。
シンポジウムに出席した方からいただいた東工大に対する質問や要望を受け、今後さらに具体的にタイでの共同研究等の可能性を検討していきます。
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