5月9日(金)、すずかけ台キャンパスにおいて、フロンティア研究機構の大隅良典特任教授に、学長から栄誉教授の称号が授与されました。
大隅良典特任教授
この称号は、本学教授、退職者、卒業・修了生のうち、ノーベル賞や文化勲章、文化功労者、日本学士院賞など教育研究活動の功績をたたえる賞もしくは顕彰を受けた者に対して付与されるものです。
大隅特任教授は、飢餓状態に置かれた細胞が飢餓を乗り切るために自らの細胞の一部を分解し、栄養源とする「オートファジー(自食作用)」機能を世界で初めて肉眼で確認し、さらにそのメカニズムや関連する遺伝子を次々と明らかにしました。これらの業績により、2012年11月には科学や技術・文化の発展に大きな貢献をした人々に贈られる「京都賞」を受賞し、2013年9月にはトムソン・ロイター引用栄誉賞を受賞しています。
今回、これまでの研究業績や受賞に対して、栄誉教授の称号が授与されました。
授与式終了後、部局長を交えて懇談会が開催され、終始和やかな雰囲気のうちに閉会いたしました。
三島学長から称号記を授与
一列目 中央左 三島良直学長 中央右 大隅良典教授