東工大デジタル創作同好会traP(トラップ)のチームが、5月24日~26日に和歌山県田辺市において開催された「第13回情報危機管理コンテスト」において経済産業大臣賞(1位)を獲得しました。
このコンテストでは、参加チームは顧客企業のサーバ管理者という設定で、コンテスト時間内に発生するインシデントに迅速かつ的確に対処することが求められます。具体的には、Webページやネットワーク、その他サービスの異変、外部からの苦情電話等が発生し、それらに対して、各チームは適切な電話対応、サーバ設定の変更、インシデントの原因究明や対処を行い、インシデントを解決する技術力にあわせて、電話対応も含めた現場対応の適切さなどが総合的に評価され、勝者が決定されます。
本コンテストには、過去最多の35チームが参加し、4月の1次予選と5月の2次予選を経て、決勝戦には、5大学が出場しました。東工大からは、サークル「デジタル創作同好会traP」(顧問:情報理工学院情報工学系 石田貴士 准教授)のチームが出場し優勝しました。
チームメンバー
チームメンバーは以下の4名です。
- 澤田一樹(工学部 情報工学科 4年)
- 岸本崇志(情報理工学院 情報工学系 学士課程3年)
- 大橋滉也(工学院 情報通信系 学士課程3年)
- 高山柊(情報理工学院 数理・計算科学系 学士課程2年)
デジタル創作同好会traPとは
ゲーム制作を中心に、プログラミング、DTM(音楽制作)、2Dイラスト、3Dモデル、ドット絵、競技プログラミング、CTF(コンピュータセキュリティ技術を競う競技)など幅広く取り組んでいます。デジタルコンテンツのチーム制作や技術共有を目的として、2015年4月に設立したサークルです。また、ゲーム制作者交流イベントや中高生向けのプログラミング教室を主催するなど外部との交流も積極的に行っています。