東工大生協では2010年から大岡山キャンパスで、2011年からすずかけ台キャンパスでハラル推奨メニューを提供しています。
食事に関する制約の多いムスリム留学生にも学生食堂での食事を楽しんでもらいたいという東工大生協の想いのもとスタートしたこの取り組み。5年目となる今年も積極的に学生の声を取り入れています。
10月22日(水)に大岡山生協第1食堂、11月6日(木)にすずかけ台学生食堂で新しいハラル推奨メニュー試食会が開催され、それぞれ20名前後のムスリム留学生が参加しました。
今回はかねてより多くの要望があった「うどん」と「そば」の試食会です。アルコールを含む「醤油・酒・みりん」といった日本の一般的な調味料を使用することが出来ないため、日本人が食べても美味しいつゆを作ることは大きな課題でした。しかし、ムスリム学生からの強い要望、そして、東工大生協の「日本を代表するメニューを楽しんでもらいたい」という強い思いが実を結び、このたびハラル推奨の「つゆ」が誕生しました。
試食会では「牛肉うどん・そば」、「鶏の揚げ煮うどん・そば」が提供され、甘辛い味付けの牛肉のトッピングが一番人気となりました。 新メニューに大満足の学生からは喜びの声と共に、また新たなメニューへの要望も出るなど、充実した試食会となりました。
このハラル推奨メニューの提供は11月より、大岡山生協第2食堂、およびすずかけ台生協食堂で提供を開始しています。
詳細は、東工大生協ホームページ、またはfacebookをご覧ください。