11月15日、東京工業大学留学生会(以下、TISA)が運営する「2023年秋のウェルカムパーティー」が、学生支援課協力のもとHisao & Hiroko Taki Plaza(ヒサオ・アンド・ヒロコ・タキ・プラザ:以下、Taki Plaza)において開催され、新入生、在学生、教職員、ボランティアなど世界40ヵ国以上から約200人が参加しました。
パーティーが始まると、参加者はテーブルに用意されたさまざまなボードゲームやカードゲームを自由に楽しみながら交流を深めました。中でも「ベンチプレスで100キロを持ちあげられる人」「飛行機の操縦ライセンスを持っている人」など、質問内容に当てはまる人を会場内から見つけ出してサインをもらう「ネームビンゴ」は、ゲームを進める上で会話の材料が提供されるため、参加者同士が打ち解けるのに役立ちました。
その後、東工大と世界に関するクイズセッションを2つのラウンドに分け、参加者全員で行いました。クイズ終了間際には益一哉学長と蔵前工業会の前村事務局長も参加し、新留学生にユーモアあふれる歓迎スピーチと温かいメッセージを贈りました。また、Taki Plazaの階段を使った益学長を囲んでの記念撮影は、貴重な思い出となりました。
また大学生協からは、アレルギーや食材制限を考慮したハラールやベジタリアンメニューなどさまざまな料理が用意され、ゲームや食事を楽しんだウェルカムパーティーは大盛況のうちに閉幕しました。
ゲームや世界各国の留学生たちと交流を楽しんだ日本人学生たちからは、一人ひとりが交流しやすいように配慮したTISAメンバーへ感謝する声もあり、留学生からは、グローバルな友人を作る手助けをしてくれたことで、大学生活がより良いものになったという感想が出ました。またイベントボランティアからは、パーティーの成功に貢献したことに誇りを感じ、企画から当日の盛り上がりを感じるまでの全過程を楽しめたという声がありました。今後も、学生同士の交流が深まるTISAのイベントに期待する声が多数寄せられました。
参加者のコメント(留学生)
東京工業大学での研究者生活は単調になりがちですが、世界中から集まった人々と出会い、楽しくインタラクティブなゲームやアクティビティを通じて交流を深めることで、単調な生活から抜け出す機会をTISAは与えてくれました。私は自分の居心地の良い場所へ抜け出すことを楽しみました。新しい国際的な友人と既に活気のある日本での生活をさらに充実させるために、この経験をぜひ勧めたいです。
このイベントを企画したTISAとそのメンバーの努力は素晴らしかったです。私たちは、日本人と外国人の新しい仲間と出会い、一緒に楽しむ機会を得ました。東京工業大学は、このようなイベントをもっと開催すべきです。なぜなら、このようなイベントは、学生一人ひとりが大学の一員であることを感じるためのベースとなるからです。次回も参加できたらうれしいです。
約200人の留学生が参加するこのような大きなイベントに本当に驚きました。最高でした。たくさんの人と知り合えて、仲良くなれて、本当に楽しかったです。東工大に入学して1ヵ月ですが、TISAのイベントで既にたくさんの新しい友達ができました。
参加者のコメント(日本人学生)
日本人の学生としてパーティーに参加しましたが、とても楽しめました。1人で参加申し込みをしたので最初は知り合いが誰もいませんでしたが、ゲームを通じて交流していくうちにあっという間に打ち解け、仲良くできたように思います。また、一度にさまざまな国籍の方とコミュニケーションをとれる機会は限られてるように思いますので、そういった意味でも今回のパーティーで貴重な体験ができたように感じました。素晴らしい企画を本当にありがとうございました。
とても素敵なパーティーでした。「〇〇に当てはまる人」を探してビンゴシートを埋めるアクティビティではビンゴを埋めること自体の楽しさもありましたが、会場にいるみんなが積極的に声をかけ合って自己紹介や雑談で仲を深めることができてとても良かったです。他にも各国にまつわるクイズ大会なども開催され、国際理解を深めることができました。今回のパーティーでは留学生の友人が多くできて本当に楽しかったです。ありがとうございました。
参加者のコメント(イベントチーム)
イベントチームの一員として参加しました。企画から買い物、リハーサルまで、準備の過程を楽しみました。素晴らしいパーティーを見て達成感を感じました。
とても楽しいパーティーでした。たくさんの留学生と話せる環境を提供してくれたTISAのメンバーに心から感謝しています。ボランティアも含め、運営に携わった人たちまでパーティーを楽しめたことが素晴らしいと思います。TISAの皆さんは気さくな方ばかりで、皆さんと一緒にイベントに貢献できたことは本当に素晴らしい経験で、良い思い出になりました。
参加者もボランティアも、みんなが楽しめたウェルカムパーティーに感謝しています。多くのボランティアの裏方としての努力が、パーティーの成功に貢献しました。ありがとうございました。COVID-19後、初のウェルカムパーティーを振り返ってみると、200人もの参加者がパーティーを楽しんでくれるとは想像もしていなかったし、みんなのTISAへの熱い気持ちは本当に素晴らしいです。TISAの支援的でフレンドリーな雰囲気は、まるで家族のようです。TISAが与えてくれたポジティブな影響に感謝しています。
TISAのウェルカムパーティーでは、新しい留学生や日本人学生とたくさん知り合うことができました。ビンゴゲームは簡単に人と交流でき、他の人のことをもっと知ることができる楽しい方法でした。今後もアイスブレーカーゲームをもっとやって、新しい人たちが一緒に楽しく交流できたら良いと思います。今回はMCとしてイベントを楽しみましたが、何気ない会話や持参したボードゲームを通して、みんなが話し、関わり合っているのを見るのはとても楽しかったです。そのおかげで、会員が友だちになれるような、私たちが主催・進行できる他のイベントを考えることができました。
運営責任者のコメント
ミカエル・ウィジャヤ(Mikael Wijaya)さん(環境・社会理工学院 融合理工学系 学士課程2年)
ウェルカムパーティーを担当するのは3回目で、今回は準備期間が短かったり、リーダーとして初めてのウェルカムパーティーだったりと大変なこともありましたが、十分満足できました。いつもながら、みんなが楽しんでいるのを見るのはうれしい限りです。学生同士の生活をより良いものにし、より前を向いてもらえたような気がしました。学業では、データサイエンスやアナリティクスを含む経済学や国際開発について、さらに勉強や研究を進めたいと思っています。
アユブ・イリアス(Ayoob Ilyas)さん(環境・社会理工学院 融合理工学系 学士課程2年)
今回で3回目の出席、2回目の担当でしたが、毎回、私たちがどのように改善し、適応していくかを見ることができ、とても満足しています。今回は参加者数の記録を更新しましたが、来年の春以降も参加者が増え続けることを期待しています。今は学校内のイベントという感じですが、次回は東京医科歯科大学と東京工業大学が一つになっての歓迎会で、盛り上がりにさらにスパイスを加えることになるでしょう。学業では、流体力学について理解を深め、他の分野やフォーミュラー1(Formula One:F1)のようなビジネスの側面と融合させていきたいです。
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