2月22日から2月24日の3日間にわたり、東京工業大学(以下、東工大)学術国際情報センター(以下、GSIC)と国連教育科学文化機関(ユネスコ)バンコク事務所(以下、ユネスコバンコク)の共催で、東工大において地域シンポジウムが開催されました。本シンポジウムは、アジア・太平洋地域の研究機関・研究者ネットワーク(Education Research Institute Network in Asia-Pacific)(以下、ERI-Net))の2015年度の研究成果を共有することを目的として行われました。また、マレーシア信託基金、韓国信託基金、韓国教育課程評価院(KICE)補助金、文部科学省(MEXT)補助金の支援を受けて実施されました。
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参加者の集合写真
同シンポジウムでは、「国家資格フレームワーク」および「『21世紀型スキル』育成のための教員の指導力向上のための取り組み」の2つの研究テーマに基づき、12カ国の参加国・地域から研究成果が発表され、オーストラリア、中国、インド、日本、マレーシア、モンゴル、ネパール、フィリピン、韓国、スリランカ、タイ、ベトナムからの49名の参加者により活発な議論が行われました。
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三島学長(東工大)の挨拶
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リビン・ワン氏(ユネスコバンコク教育専門家)の挨拶
三島学長(東工大)、リビン・ワン氏(ユネスコバンコク教育専門家)の挨拶から始まりました。三島学長はアジア・太平洋地域12カ国からの会議参加者に歓迎の意を表し、そして本シンポジウムが、ユネスコバンコクと東工大の学術交流協定締結後、最初の活動であり、両機関のパートナーシップを更に発展させる機会として大いに期待している、と述べました。
1日目は、高等教育分野の研究テーマである「国家資格フレームワーク」が議論され、9カ国(日本、香港、タイ、オーストラリア、ネパール、フィリピン、スリランカ、韓国、インド)の研究者が研究成果を発表しました。また、高田潤一教授(大学院理工学研究科国際開発工学専攻・開催当時)がユネスコバンコクの情報共有プラットフォーム「アジア・太平洋地域における教育システムと教育ポリシー(National Education Systems and Policies in Asia-Pacific (以下、NESPAP))」の最新状況を報告しました。
NESPAPはユネスコバンコクと東工大の協働のもと、2013年より運営・改善が続けられており、アジア太平洋地域を中心とした活発な情報交換・共有を促進しています。 1日目にはレセプションディナーが開催され、丸山理事・副学長および山田学術国際情報センター長より、歓迎の挨拶がありました。
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「National Qualifications Frameworks」について議論
2日目は、もうひとつの研究テーマである「21世紀型スキル」が議論されました。11カ国(オーストラリア、インド、中国、マレーシア、モンゴル、日本、香港、フィリピン、韓国、タイ、ベトナム)の研究者が主な研究結果を発表しました。日本の国別調査結果は、山口しのぶ教授(GSIC)と山本祐規子研究員(GSIC)が東工大研究チームを代表し発表しました。発表では、秋田県独自の工夫が加えられた研修体系や、秋田県の小中学校での研究授業観察からの考察結果、187名の教員から得られたアンケート結果などが報告されました。
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「21世紀型スキル(21st Century Skills; Transversal Competencies)」について議論
最終日の3日目には、ERI-Netの運営委員会およびERI-Net事務局から、前日に行なわれた運営委員会での検討内容の報告や次年度の研究トピック案などが話し合われました。
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ERI-netのSteering GroupおよびERI-Net 事務局
今回の会議において、「国家資格フレームワーク」と「『21世紀型スキル』育成のための教員の指導力向上のための取り組み」というアジア・太平洋地域の教育で重要なテーマについて質の高い議論が交わされました。GSICとユネスコバンコクの共催シンポジウムは大変実りの多い会議であったとして参加者から高い評価を得つつ閉会しました。本成果はERI-Net事務局でまとめられ、ユネスコバンコクのウェブサイトにて後日広く発信されることとなっています。