木村宏教授がロバート・フォイルゲン賞を日本人初受賞
大学院生命理工学研究科の木村宏教授が、ロバート・フォイルゲン賞(Robert Feulgen Prize)を受賞しました。 木村宏教授(中央) ロバート・フォイルゲン賞は、国際組織化学学会(The Society for Histochemisty)により、組織化学・細胞化学分野で新規の方法の開発や新規の発見を行った研究者に与えられる賞で、1971に創設されました。日本人で初の受賞です。...
View Article液体金属ナノ粒子のサイズを繰り返し変えられるプロセスを開発―光を操る新材料の開発に期待―
要点 液体金属であるガリウムナノ粒子のサイズを繰り返し変えられるプロセスを開発した。 液体ガリウムナノ粒子のサイズ変化に応じて表面プラズモン共鳴吸収を制御できた。 用途に応じて自由に物性を制御できるプラズモニック材料の開発が期待される。 概要...
View Article高大連携サマーチャレンジ2015開催報告
12年目の夏が来た 東京工業大学では、大学レベルの講義を高校の生徒に体験してもらって「未知の分野への挑戦から何かをつかみとる」というユニークな夏の合宿サマーチャレンジを2004年度以来、1年も欠かさずに継続しています。基礎学力はもちろんのこと、発想力・独創性・グループワーク力こそが未来の科学技術を担う人材に必要と考え、高校生のうちからそうした力を涵養したいと意図してのことです。...
View Articleフィンランド アールト大から13名が精密工学研究所を訪問
8月21日、フィンランド アールト大学 生産技術クラブ(Aalto University Club of Production Technology)のメンバーが、日本研修旅行の訪問先のひとつとして、本学精密工学研究所を訪問しました。 集合写真 手術支援ロボットについて説明する吉木さん...
View Article役員会トピックス:教育研究組織改革の全体的な方針を取りまとめ
役員会は、東工大における最高意思決定機関です。東工大では毎月2回役員会を開催し、大学の組織、教育、研究などについて、審議し決定しています。 9月4日の会議で承認された、意欲的で新しい取り組みについて、紹介します。 教育研究組織改革の全体的な方針を取りまとめ...
View Article微細藻類にオイルをつくらせるスイッチタンパク質を発見―バイオ燃料生産実現に向けた基盤技術として期待―
要点 TORタンパク質が微細藻類のオイル生合成をON/OFFすることを発見 TORタンパク質活性を抑制しオイル生合成の簡便な誘導に成功 微細藻類を用いたオイル生産実現に向けた基盤技術となる 概要 東京工業大学資源化学研究所の今村壮輔准教授と田中寛教授らの研究グループは、ラパマイシン[用語1]の標的(TOR=target of...
View Article大学の世界展開力強化事業サマープログラム2015閉講式報告
8月21日、東工大レクチャーシアターで、大学の世界展開力強化事業によるサマープログラム2015の閉講式が行われました。 大学の世界展開力強化事業参加学生、教員、スタッフの集合写真 大学の世界展開力強化事業は、2011年に文部科学省が開始したプログラムで、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指しています。本学からは、TKT CAMPUS...
View Article日本留学アワーズ「留学生に勧めたい進学先」国公立大学部門(東日本)を受賞
東京工業大学が、日本留学アワーズ「日本語学校の教職員が選ぶ留学生に勧めたい進学先」の2015年国公立大学部門(東日本)トップ校に選ばれました。 表彰式の様子 受賞理由 理工系最高峰の名にふさわしい設備と教育内容は、学生を成長させてくれていると感じる。 教授が学生をよく把握しており、留学生にもきめ細かく指導してくれる。...
View Article光で働く細胞内のカゴ状スイッチ―炎症抑制効果をもつたんぱく質の活性化とCOの関係を解明―
要点 光の照射により一酸化炭素ガスを出す細胞内システムを開発 分子カゴから放出された一酸化炭素により、炎症抑制分子の活性化機構を解明 分子カゴをスイッチとする新しい細胞研究手法を確立 概要...
View Articleカリフォルニア州立大学サンタバーバラ校学長が東工大を訪問
8月26日、カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校(UCSB)のヘンリー・T・ヤン学長が東工大を訪問しました。同学長の今回の来訪の目的は、同日から28日まで開催された「東工大-UCSB合同シンポジウム」に出席するためのもので、同シンポジウムは2014年4月の全学協定締結後、初めて開催された合同イベントでした。 (左から)佐藤副学長、ヤン学長夫人、ヤン学長、三島学長、チェン副学長補佐、関口副学長...
View Articleキャンパス・アジア サマープログラム2015アカデミック・ツアー実施報告
キャンパス・アジア サマープログラム参加学生が、アカデミック・ツアーとして、8月3日から8月10日までの間、3日間に渡り計4か所を訪問しました。 8月3日:理化学研究所 和光事業所 8月4日:ソニースクエア 8月10日:首都圏外郭放水路 及び 宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センター...
View Article英文ニュースレター Bulletin No. 39 配信
Tokyo Institute of Technology Bulletinは3か月に一度本学が配信している英文ニュースレターです。 東京工業大学の研究成果やニュース記事、学生の活動などを国内外へ広くメールで配信をしております。 この度、Tokyo Institute of Technology Bulletin No. 39 が発行されました。...
View Article大隅良典栄誉教授が第20回慶應医学賞を受賞
東京工業大学フロンティア研究機構 大隅良典栄誉教授が第20回慶應医学賞を受賞しました。 慶應医学賞は世界の医学・生命科学の領域において、医学を中心とした諸科学の発展に寄与する顕著、かつ創造的な研究業績をあげた研究者を顕彰するものです。1996年から研究者を顕彰し、過去には、本賞受賞者からノーベル賞受賞者を6名輩出しています。 大隅良典栄誉教授 授賞研究テーマ オートファジーの分子機構の解明...
View Articleインスパイアリング・レクチャー・シリーズ2 「情報通信と社会」開催報告
東京工業大学は、大学で行われている最先端研究のダイナミズムを紹介する講演会シリーズ 「インスパイアリング・レクチャー・シリーズ」を開催しています。そのシリーズの第2回が6月12日、大岡山キャンパス東工大蔵前会館くらまえホールにて行われました。 講演会場の様子 挨拶をする三島学長...
View ArticleTBSテレビ「未来の起源」に太田・下嶋研究室の学生が出演
本学、生命理工学研究科 太田・下嶋研究室の博士前期課程1年生・藤原亮太さんが、TBS「未来の起源」に出演しました。藤原さんが研究している「貧栄養土壌でも葉と根に油脂蓄積する植物の開発」について紹介されました。 下嶋美恵准教授と藤原亮太さん 番組名「未来の起源」 タイトル畑で油を育てる 放送日TBS: 9月20日(日) 22:54~23:00 (再放送)BS-TBS: 9月27日(日)...
View Article「環境報告書2015」発行
環境保全に向けた2014年度における本学の研究・教育活動,環境負荷低減のための取り組みや活動をまとめ、「環境報告書2015」として発行しました。 環境報告書とは、企業などの事業者が、経営責任者の緒言、環境保全に関する方針・目標・計画、環境マネジメントに関する状況、環境負荷の低減に向けた取組の状況等について取りまとめ、名称や報告を発信する媒体を問わず、定期的に公表するものです。...
View Articleひらめき ときめきサイエンス「目で見てわかる昔の日本語、今の日本語」開催
8月5日朝10時から夕方5時まで、中学生向けの言語学セミナー「目で見てわかる昔の日本語と今の日本語:タイムマシンに乗らずに行ける昔の世界」が開催されました。このプログラムは、独立行政法人日本学術振興会による「ひらめき☆ときめきサイエンス」事業の支援を受け、実施されました。 はじめに 会場となった東京工業大学大岡山キャンパスの西1号館に、17名の中学生とその保護者の方々が集まりました。...
View Article結晶でもグラフェン凌ぐ2次元電子機能を実現―電子のスピンも調整でき次世代デバイス実現に威力―
ポイント 二セレン化タングステンでグラフェン超える2次元電子機能を容易に実現 結晶表面へのルビジウムの希薄蒸着で、特異な単原子層電子ガスの生成を発見 2次元電子ガスにおけるスピン状態間のエネルギー差を、蒸着量により巨大かつ自在に調整可能なことを実証 常識に反した“増量で縮む”という電子状態が関与していることを解明 スピンや光を利用するトランジスタ応用につながる新技術 概要...
View Article「大学入試改革の真のねらいを問う」シンポジウムに三島学長が参加
公開シンポジウム「いまなぜ高校が変わるのか-大学入試改革の真のねらいを問う-」が8月30日、法政大学において開催され、本学の三島学長が参加しました。 三島学長 このシンポジウムは、文部科学省の専門家会議「高大接続システム改革会議」が今夏に「中間まとめ」を公表予定であることを受け、企画されたものです。特定非営利活動法人NPO 学校支援協議会が主催しました。...
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