ヒストンタンパク質の翻訳後修飾の可視化に成功 エピジェネティックマークを色で観察する細胞内抗体プローブ開発
要点 ヒストン修飾の生細胞でのカラー計測に成功 従来の細胞内局在変化を利用するプローブより明瞭な信号変化 遺伝子活性化の可視化プローブとして、創薬などへの応用に期待 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院の上田宏教授と鍾蝉伊(ショウ・ゼンイChung,...
View Article井村副学長が在英日本大使館を訪問 インペリアル・カレッジ・ロンドンとの学生交流プログラムで
英国を訪問した東京工業大学の井村順一副学長(教育運営担当)は6月13日、ロンドンの日本大使館で岡田隆特命全権公使と面談しました。井村副学長は、本学協定校であるインペリアル・カレッジ・ロンドンと東工大博士後期課程の学生交流プログラム(インペリアルー東工大グローバルフェローズプログラム)が6月10日から14日までロンドンで行われたのに合わせて訪英し、最終報告の審査に先立ち、大使館を訪問しました。...
View Article「第56回外国人研究者へのオリエンテーション及び外国人研究者等との懇談会」開催報告
東京工業大学は7月16日、第56回外国人研究者へのオリエンテーション及び外国人研究者等との懇談会を大岡山キャンパス東工大蔵前会館で開催しました。外国人研究者とその家族や受入れ教員等を含め、25ヵ国から99名が参加しました。...
View Article低電圧高輝度ペロブスカイトLEDを実現 記者説明会を開催
7月17日、元素戦略研究センターの細野秀雄栄誉教授、金正煥助教による記者説明会を大岡山キャンパスにて行いました。説明会には、7媒体、8名が出席しました。...
View Article藻類のオイル生産を制御する因子を同定 有用脂質生産の自在制御に向け大きな一歩
要点 藻類はリンや窒素などの欠乏時に細胞内にオイルを高蓄積 藻類で栄養欠乏時に起こるオイルの高蓄積を制御する制御因子を発見 制御因子の改変により、オイル生産を自在に制御する仕組みへの活用に期待 概要 東京工業大学 生命理工学院のNur Akmalia Hidayati(ヌル・アクマリア・ヒダヤティ)博士後期課程3年、堀孝一助教、太田啓之教授、下嶋美恵准教授、岩井雅子特任助教と京都大学...
View Article低電圧高輝度ペロブスカイトLEDを実現
要点 高性能ペロブスカイトLED実現に向けた新概念を提案 新アモルファス酸化物半導体で、励起子をペロブスカイト層内に閉じ込める 5 Vで500,000 cd/m2の緑色発光素子を実現 概要 東京工業大学...
View Article本学名誉教授ら4名が電子情報通信学会の2018年度業績賞などを受賞
電子情報通信学会はこのほど、電子工学および情報通信に関する学術または関連事業の業績を表彰する2018年度の選奨を発表し、東京工業大学からは松澤昭名誉教授、工学院 電気電子系の岡田健一教授、科学技術創成研究院の小山二三夫教授の3名が業績賞を、荒井滋久名誉教授が教育功労賞を受賞しました。業績賞の表彰式は6月6日、教育功労賞の表彰式は3月21日に行われました。 本学の受賞者を紹介します。 業績賞...
View Article8月の学内イベント情報
8月に本学が開催する、一般の方が参加可能な公開講座、シンポジウムなどをご案内いたします。 超スマート社会推進国際フォーラム「AIが実現する超スマート社会」 超スマート社会推進コンソーシアムでは、超スマート社会に関する最新動向および最新技術を紹介するとともに、国際的なネットワーキングの場をご提供することを目的に、この度国際フォーラムを下記の様に開催する運びとなりました。...
View Article第25回スーパーコンピューティングコンテスト
スーパーコンピューティングコンテスト(以下、スーパーコン)は、スパコン上で行う高校生・高専生対象のプログラミングコンテストです。...
View Article鼻の中でタイプの異なる匂いセンサーができる仕組みを解明 遺伝子制御で匂いの感じ方が大きく変化
要点 水棲型と陸棲型のタイプの異なる匂いセンサーができるメカニズムを解明 たった一つの遺伝子の制御でマウスが感じとる「匂いの世界」は大きく変化 水棲から陸棲へ、匂い感覚の陸棲適応を解明する手がかりを見出す 概要...
View Article大気下での安定性に優れた電子輸送型高分子トランジスタの開発に成功 有機エレクトロニクス研究における標準物質としての利用を期待
要点 アクセプター性骨格のみからなる高分子構造を設計 環境負荷が低い直接アリール化重縮合による効率的な合成に成功 異性体構造によるトランジスタ性能の違いを実証 室温大気下で1ヵ月保存後でも十分な電子移動度を保持する安定な高分子トランジスタの開発に成功 概要 東京工業大学 物質理工学院...
View Article循環共生圏農工業研究推進体 キックオフシンポジウム 開催のご案内
世界の「生産性至上主義」による「搾取(収奪)型近代文明・農業科学」は「環境土壌汚染・土壌機能の低下・地球環境(生態系)物質循環系の破壊」、すなわち、「地球温暖化と生物多様性減少」の二大環境問題の根源の一つとなっています。この問題を解決するために、「循環共生圏農工業研究推進体」は東京工業大学の最先端科学技術を領域横断的に総動員し、畜産・畑作複合体をモデルとしたSDGs時代の循環型農業の基盤技術および社...
View Article全学横断型の「社会的課題解決型データサイエンス・AI研究推進体(DSAI)」を設立 キックオフシンポジウムを開催
東京工業大学は2019年4月、データサイエンスと人工知能(AI)に関するトップレベルの研究のハブとして、情報理工学院を中心に「社会的課題解決型データサイエンス・AI研究推進体(DSAI)」を設立しました。全学的な横断組織で先端研究に取り組む「イノベーション研究推進体」(2019年4月現在、8推進体が活動中)の新しい組織です。多くの教員が協力し、産業界とも連携しながら、データサイエンスとAIについて多...
View Article人の体温環境でDNA信号を5,000倍以上に増やす人工細胞を構築 人間の思い通りに動く「分子システム」の実現に一歩前進
発表のポイント 37 ℃という人の体温と同等の温度環境で、DNAを合成し5,000倍以上に増やすことができる人工細胞の構築に成功しました。 DNAを増やす反応の開始を、光を使って人間が制御することもできます。 生命システムの再構成や分子ロボット[用語1]の開発に貢献するものと期待されます。 概要 東北大学 大学院工学研究科 野村 M. 慎一郎准教授、同大学院生 佐藤佑介氏(研究当時、現:東京工業大学...
View Article留学生向けイベントを開催(2019年度前期) ウェルカムコーヒーアワーズ、折り紙、どら焼き、七夕
海外から東京工業大学で学ぶ留学生が増えています。全体で1,700人を数え、大学院では、修士課程の17%、博士課程の36%が留学生です(2018年5月1日現在)。毎月開く国際交流イベントは留学生が日本文化を気軽に体験できることに加え、専攻や研究室を超えて交流する場となっています。4月の新入生を迎える「ウェルカムコーヒーアワーズ」には59名が参加し、5月~7月に計3回開催したイベントでは、のべ39名が折...
View Article量子干渉効果と格子欠陥が磁気準粒子に及ぼす作用を中性子散乱で観測
要点 量子反強磁性体中で量子干渉効果により磁気準粒子が動けなくなることを中性子散乱実験で観測 この磁性体の相互作用のフラストレーションが完全であることを確認 格子欠陥の作用によって形成される量子力学的励起状態を観測 量子磁性材料の開発に期待 概要 東京工業大学 理学院 物理学系の栗田伸之助教、田中秀数教授、青山学院大学 理工学部 物理・数理学科の山本大輔助教、古川信夫教授、理工学研究科...
View Article益学長が大連理工大学の創立70周年記念式典と世界大学学長フォーラムに出席
本学と全学協定を結んでいる大連理工大学の「世界大学学長フォーラム」が6月15日に大連市(中華人民共和国)で開催され、本学から益一哉学長と工学院材料系の史蹟教授が出席しました。 また、翌日には「大連理工大学70周年記念式典」にも出席しました。...
View Article東京工業大学のスパコン「TSUBAME3.0」にGPUを利用したVDI環境を導入 遠隔からのスーパーコンピューターの利活用を拡大
東京工業大学では文部科学省の平成30年度卓越大学院プログラムとして物質・情報卓越教育院において「『物質×情報=複素人材』育成を通じた持続可能社会の創造」の教育・研究を実施しています。 この設備のひとつとして、GPUを採用するVDI(Virtual Desktop...
View Articleジョージア工科大の招聘教員による2019年度「グローバルリーダーシップ実践」を開催
6月4日から6月14日まで大岡山キャンパスで、本学の協定校である米国のジョージア工科大学より講師を招き、昨年度に引き続き「グローバルリーダーシップ実践-Global Leadership...
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