2020年度「東工大挑戦的研究賞」10名を表彰 うち3名には末松特別賞
東京工業大学は7月6日、第19回となる2020年度挑戦的研究賞の受賞者10名を発表しました。うち3名は、末松特別賞にも選ばれました。 授賞式は8月4日、オンラインのビデオ会議システムで行われました。...
View Article藤枝俊宣講師と小宮健助教が第4回「バイオインダストリー奨励賞」を受賞
一般財団法人バイオインダストリー協会は7月15日、第4回「バイオインダストリー奨励賞」の受賞者に東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の藤枝俊宣講師と情報理工学院 情報工学系の小宮健助教を選んだと発表しました。...
View Articleビオローゲン陽イオンラジカルはいかにしてギ酸脱水素酵素の二酸化炭素還元触媒能を向上させているか
要点 人工光合成系における二酸化炭素を有機分子であるギ酸に変換する過程において、ギ酸脱水素酵素の活性化に有効な補酵素:メチルビオローゲンの陽イオンラジカル[用語1]が酵素活性の向上にどのように関与しているのかを、実験データを基に考察する酵素反応速度論に加え、理論化学的計算に基づき解析し、綿密な機構を明らかにした。...
View Article人間と機械の協調的な運動の設計に有用な手がかりを発見 機械の適切な支援のタイミングの同定と人間の知覚の順応現象の応用可能性
要点 人間の行動に合わせてその動きを支援するシステムの設計において十分に検討されていない、人間側の知覚と機械側からの支援のタイミングの問題に着目し、筋電気刺激を使った実験で2つの新たな知見を得ました。 身体運動の開始から機械が運動を支援するまでの時間差を計測することで、機械が適切に介入できる時間範囲を求めました。...
View ArticleBSフジ「ガリレオX」に工学院の田中博人准教授が出演
東京工業大学 工学院 機械系の田中博人准教授がBSフジの科学番組「ガリレオX-生物から学ぶ新技術 深化するバイオミメティクス」に出演します。 「ガリレオX」は、サイエンスやテクノロジーに関わる新しい動向や注目の研究を、深く・わかりやすく・面白く伝える、30分の科学ドキュメンタリーです。...
View Article本学に対する爆破予告とその対応
「8月24日(月)12時08分に東京工業大学の主要建造物を爆破する」という内容の投稿がある旨、本学へ通報がありました。 これを受け、現在、警察と連携しつつ大学構内の不審物の確認、不審者への警戒、構内の巡回などによる警備の強化を進めております。 その上で、学生・教職員及び近隣住民を含む関係者の安全を最優先と考え、8月24日(月)について、以下のとおりの対応としますので、ご理解とご協力をお願いします。...
View Articleニッケル触媒のアンモニア合成活性、窒素空孔の形成されやすさが鍵 貴金属を使わない触媒の新たな開発指針に
要点 窒素空孔の形成されやすさがアンモニア合成触媒活性の指標となることを発見 ニッケル触媒では窒化セリウムとの組み合わせが最も活性が高く、既存のルテニウム触媒に匹敵することを確認 新たな触媒活性の指標により、ルテニウムなどの貴金属を使わないアンモニア合成触媒の開発が加速されると期待 概要 東京工業大学...
View Article新型コロナウイルス複製を阻止する作用メカニズムを解明 標的とするメインプロテアーゼのウイルス複製機能阻害に求められるファーマコフォアをモデル化
要点 SARSウイルス(SARS-CoV)のゲノム情報とウイルス複製に寄与する酵素のメインプロテアーゼの立体構造の構造解析情報を元に、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のメインプロテアーゼのウイルス複製機能阻害が期待される3化合物との複合体構造をモデル化...
View Article同一の細胞から複数のエピゲノム情報を同時に検出する技術開発に成功
九州大学生体防御医学研究所(大川恭行教授、原田哲仁准教授、前原一満助教)、東京工業大学科学技術創成研究院細胞制御工学研究センター(木村宏教授、半田哲也特任助教ら)、東京大学定量生命科学研究所(胡桃坂仁志教授、佐藤祥子特任助教)の研究グループは、少数の細胞からエピゲノム情報[用語1]を取得できる「クロマチン挿入標識(Chromatin Integration Labeling:...
View Article本学への爆破予告による被害がないことを確認
東京工業大学への爆破予告に対し、本学は8月24日、警察の協力のもと、大学構内の不審物・不審者への警戒、キャンパス周辺の巡回等を行いました。当日中の爆発等の被害がないことを確認できたため、本件による入構制限を解除しました。 今回の事案について、本学は所轄の警察と連携し、必要な措置を講じてまいります。 本学に対する爆破予告とその対応|東工大ニュース お問い合わせ 東京工業大学 総務課 総務グループ...
View Articleジョージア工科大と東工大をオンラインで結び「グローバルリーダーシップ実践」集中授業
東京工業大学グローバル理工人育成コースでは修士課程学生向けに、協定校であるジョージア工科大学(米国ジョージア州アトランタ)の教員が教える「グローバルリーダーシップ実践-Global Leadership...
View Article社会人アカデミー 開催講座 Institutional Research論 第2期 2020年9月~12月開催 オンライン開催
大学IR(Institutional Research)は教学分野で遂行され、近年、多くの大学において大学の運営に関わるIRも求められるようになってきています。本講座では、IR実務者のスキルアップのために、IRの背景、基礎、応用を最先端のIR実務者による講義も含めた内容から学びます。 大学におけるIR実務に携わる皆様のご参加を、心よりお待ちしております。 日時 2020年9月12日 -...
View Article血液内のエクソソームをバイオマーカーとしたがん診断法の開発 がんの有無の判別や種類の特定に有効、がん診断への貢献に期待
要点 様々なヒト組織由来のエクソソームに共通するエクソソームマーカーを解明 ヒト血漿由来エクソソームを用いたがんの有無を判別するタンパク質パネルを報告。これを用いてがんの種類の特定が可能であることを併せて証明 概要 東京工業大学 生命理工学院...
View ArticleAIを使い生体材料(バイオマテリアル)の設計に成功 機械学習で生体分子の吸着を予測し、材料を高速スクリーニング
要点 材料の物性、生体分子との相互作用を、材料の化学構造から正確に予測 過去の文献データを利用したデータベースの構築と機械学習を活用 材料を高速にスクリーニングすることで、材料開発のスピードを圧倒的に加速 従来の試行錯誤的な材料設計のアプローチから脱却した、新しい開発手法 概要 東京工業大学 物質理工学院...
View Article金属イオン間の電子の授受で極性構造を制御 強誘電体・圧電体材料や負熱膨張材料の開発に新しい知見
要点 特殊な電子状態に起因した極性構造[用語1]を持つバナジン酸鉛とコバルト酸ビスマスを固溶させると、1:1に近い組成において、非極性の常誘電体[用語2]構造が出現することを発見しました。 この結晶構造変化の起源は、バナジウムイオンとコバルトイオンの間の電子の授受(金属間電荷移動)によることを明らかにしました。...
View Articleサンゴの天敵・オニヒトデの体表を覆う未知の共在菌をインド・太平洋の広域から発見
概要 宮崎大学農学研究科の安田仁奈准教授と台湾アカデミアシニカの和田直久博士、東京工業大学生命理工学院 生命理工学系の伊藤武彦教授・梶谷嶺助教・湯淺英知特別研究員、九州大学大学院医学研究院の林哲也教授・後藤恭宏助教・...
View Article東工大生とマサチューセッツ工科大学生がオンラインで語学タンデム
東京工業大学のグローバル理工人育成コースは、米国マサチューセッツ工科大学ジャパンプログラム(MITジャパン)と共同で、双方の学生がペアを組んで日本語と英語を学び合う国際交流プログラム「語学タンデム」をオンラインで開催しました。6月から7月にかけて約1ヵ月間行い、東工大生17名とMITジャパンより18名の計35名が参加しました。...
View Articleタンパク質を増やす秘訣に迫る 翻訳を促進するノンコーディングRNAの2次構造を決定
東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の石井佳誉教授(理化学研究所(理研)放射光科学研究センター NMR研究開発部門...
View Article物質・情報卓越教育院 博士後期課程学生の2020年度成果発表会を開催
東京工業大学物質・情報卓越教育院(TAC-MI)は6月30日、博士後期課程学生の成果発表会を、オンラインで開催しました。2019年4月に大学院教育プログラムとして本格的に始動してから2年目となる今回の成果発表会には、本プログラムの連携協力機関である企業関係者や本教育院のプログラム担当者、協力教員、学生など、学内外から約120名が参加しました。 当日のプログラム 10:00 - 12:40 ― 第1部...
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