隕石中に閉じ込められたCO2に富む液体の水を世界で初めて発見 太陽系形成時に誕生した小天体がその後の木星の軌道変化に伴なって移動した証拠
立命館大学 総合科学技術研究機構の𡈽山明教授、東京工業大学 理学院 地球惑星科学系の奥住聡准教授らの研究グループは、炭素質コンドライトと呼ばれる隕石(サッターズミル隕石: Sutter's...
View Article地球コアに大量の水素 原始地球には海水のおよそ50倍の水
要点 本研究グループが世界をリードする超高圧高温実験と微小領域化学組成分析により、地球形成期の超高圧下(約50万気圧)でおきた、コア−溶融マントル間の水素の分配の決定に世界で初めて成功しました。その結果、当時地球に存在した水の9割以上が水素としてコアに取り込まれたことがわかりました。...
View Article長波長の可視光に応答する半導体の新合成手法を開拓! 鉛を含まないペロブスカイト型半導体
太陽光の有効利用の観点から、広い波長範囲の可視光を利用できる光機能材料が求められています。可視光応答化の手段の一つとして、2価の鉛やスズ(Pb2+、Sn2+)などのローンペア電子[用語1]を有する元素の利用が検討されてきました。特に鉛フリーの観点から、スズをベースとした可視光応答型半導体材料が光触媒[用語2]やペロブスカイト太陽電池[用語3]の分野で盛んに研究されていますが、ローンペア電子を含むスズ...
View Article東大IPCと東京大学が共催するインキュベーションプログラムに東工大が参画 「東大IPC 1st Round」を4大学共催プログラム「1stRound」に
東京工業大学は2月26日、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(以下、「東大IPC」)が主催するインキュベーションプログラム「東大IPC 1st Round」に筑波大学、東京医科歯科大学と共に参画することに合意しました。これに伴い、プログラム名も「東大IPC 1st Round」から「1st Round」に変更しました。大学横断型のプログラムとして新しく生まれ変わった1st Round...
View Article2020年度東工大エンジニアリングデザインプロジェクト(EDP)を実施 二子玉川蔦屋家電プラスにてプロトタイプを展示
不確実性が大きく将来の予測が非常に難しい時代のなかで、社会はさまざまな変化に直面し、答えが1つに定まらないような厄介な問題(Wicked...
View Articleデジタル創作同好会traPが中高生向けプログラミング教室(2021年春)を開催
東京工業大学の学生サークルであるデジタル創作同好会traPは、3月21日にオンラインで「中高生のためのプログラミング教室」を開催しました。 この教室では、プログラミングの経験がない中高生に、講師の東工大生がプログラミングを教えます。デジタル創作同好会traPは毎年3月と8月に、中高生と東工大生が一緒に集まり教室を開催しています。...
View Article研究動画「液体金属 その新たな可能性」を公開 異分野融合研究で、斬新な発想の新たなモノづくりにチャレンジ
東京工業大学は理工系総合大学として、様々な分野の研究を行っています。この多様性を生かし、既存の研究分野を超えた革新的な知見・知識の創出を目指し、異分野融合研究の推進にも注力しています。実際に、若き研究者たちが専門分野の垣根を超えて力を結集し、液体金属を応用した研究を進めています。その様子を「液体金属 その新たな可能性」として研究動画にまとめ、2021年5月、公開しました(再生時間 約4分)。...
View Article東工大主幹の提案がJSTのSCORE大学推進型(拠点都市環境整備型)に採択
東京工業大学が主幹機関としてまとめた提案(イノベーションデザイン・プラットフォーム(IdP))が3月19日、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による「2020年度研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム<社会還元加速プログラム(SCORE)大学推進型(拠点都市環境整備型)>」に採択されました。 SCORE大学推進型(拠点都市環境整備型)とは...
View Article楽天モバイルと5Gネットワークに関して協業する合意書を締結 大岡山キャンパスを5G化し、地域社会に根差した実証実験に向けて合意
東京工業大学は3月19日、楽天モバイル株式会社と5Gネットワークに関して相互に協力する合意書を締結しました。両者は、5Gネットワークを活用する様々な実証実験に向けた取り組みを進めるとともに、東工大が設立した「超スマート社会推進コンソーシアム」と連携し、超スマート社会(Society 5.0)の実現に向けたイノベーションの創出を目指します。...
View Article新入留学生歓迎イベント「コーヒーアワーズ」を開催
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の日本語セクションは、東工大に留学した新入生を歓迎するイベント「ウェルカム・コーヒー・アワーズ」を4月9日、オンラインで行いました。例年、対面で実施していますが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、オンラインで2部に分かれて行いました。50名を超える留学生や活動を支援する日本人学生が参加し、交流を楽しみました。 満開の桜の写真とともに開会...
View Article学生2人にアクセシビリティリーダー認定証を授与 東工大で最初の認定者
東京工業大学は、アクセシビリティリーダー育成協議会(東工大など23大学と日本学生支援機構で構成)が実施するプログラムを2020年に導入し、障害の有無や違いがあっても参加しやすい社会に向けた講習を、希望する学生や教職員が受けています。講習を終えた工学院 機械系の住友啓允さん(学士課程3年、認定当時)と物質理工学院...
View ArticleSO2排出削減にもかかわらず硫酸エアロゾル減少が鈍化する要因を特定 硫酸の三酸素同位体組成に基づいたフィードバック機構の解明
要点 1980年以降の二酸化硫黄排出規制にもかかわらず、硫酸エアロゾルの減少が鈍化しているメカニズムを解明 アンモニアなどのアルカリ性物質の増加による大気の酸性度低下が原因で、大気化学過程が変化し、結果的に硫酸生成効率が上昇 大気汚染の効果的な防止策や気候変動の正確な予測には、大気化学反応のフィードバック機構を考慮したモデルが必要 概要 東京工業大学 物質理工学院...
View Article新入留学生歓迎イベント「コーヒーアワーズ」を開催
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の日本語セクションは、東工大に留学した新入生を歓迎するイベント「ウェルカム・コーヒー・アワーズ」を4月9日、オンラインで行いました。例年、対面で実施していますが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、オンラインで2部に分かれて行いました。50名を超える留学生や活動を支援する日本人学生が参加し、交流を楽しみました。 満開の桜の写真とともに開会...
View ArticleSO2排出削減にもかかわらず硫酸エアロゾル減少が鈍化する要因を特定 硫酸の三酸素同位体組成に基づいたフィードバック機構の解明
要点 1980年以降の二酸化硫黄排出規制にもかかわらず、硫酸エアロゾルの減少が鈍化しているメカニズムを解明 アンモニアなどのアルカリ性物質の増加による大気の酸性度低下が原因で、大気化学過程が変化し、結果的に硫酸生成効率が上昇 大気汚染の効果的な防止策や気候変動の正確な予測には、大気化学反応のフィードバック機構を考慮したモデルが必要 概要 東京工業大学 物質理工学院...
View Article東工大関係者11名が令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞
東京工業大学の教員11名が、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めたとして、令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞しました。科学技術賞(研究部門)が5名、若手科学者賞が6名です。文部科学省が4月6日、発表しました。表彰式は4月14日、文部科学省(東京都千代田区)で行われました。...
View Article視神経回路形成における「1カラム1軸索」の仕組みを解明 グリア由来のシグナルが視神経軸索の投射を制御
要点 表層グリアで発現するインシュリン様タンパク質がGogoのリン酸化を促進。 グリアとの結合を促進する脱リン酸化Gogoと、糸状仮足の伸長を抑制するリン酸化Gogoにより「1カラム1軸索」を可能に。 幅広い動物における神経回路形成の解明につながる重要な成果。神経回路の再生医療への応用につながる成果。 概要 東京工業大学 生命理工学院...
View ArticleDlabの1年間の活動を紹介するイベント「DLab Dialog Day Spring 2021」を開催
2018年に発足した東京工業大学未来社会DESIGN機構(以下、DLab)は、「人々が望む未来社会とは何か」を、社会の方々と語り合いながらデザインしていくための組織です。DLabでは2020年度も、リモート環境でのワークショップ、研究支援、動画による発信など多面的な取り組みを続けてきました。こうした活動の成果を広く社会と共有するオンラインイベント「DLab Dialog Day」(DLab...
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