第14回学生応援フォーラム 開催 学生の多彩な活躍を報告
東京工業大学学生支援センターの自律支援部門(2021年4月から「未来人材育成部門」に改組)は2月22日、「第14回学生応援フォーラム」をオンラインで開催しました。...
View Article基板へ色素分子を自在に塗布する新技術 有機エレクトロニクス分野における、簡便で環境負荷の低い新技術として期待
要点 バイポーラ電極の仕組みを利用し、基板に対して、任意の位置・形状に有機化合物を製膜する技術を開発 有機エレクトロニクスデバイス製造におけるパターニング技術として期待 水を媒体とする、簡便で環境負荷の低い手法 概要 東京工業大学 物質理工学院 応用化学系の稲木信介准教授、Yaqian...
View Article地球上最大の巨大海台はなぜできたか?
要点 世界最大の海台であるオントンジャワ海台のプレートの底が周囲より約40 km深いことを明らかにし、これが海台形成時の熱組成プルーム[用語1]の融け残りが付加したものであることを示した。 オントンジャワ海台で海底地震観測を実施し、海台のプレートの底が周囲より深いことを明らかにし、さらに岩石学的証拠を基に、海台の成因が熱組成プルームの上昇に起因することを示した。...
View Article学勢調査2020の提言書 益学長へ提出
東京工業大学は、全学生を対象に、大学の教育環境や施設、学内サービスなどについて意見を聞く「学勢調査」を2年に一度、行っています。学生スタッフが主体となって、アンケートの調査内容を検討し、設問作成、調査結果の集計、分析に取り組み、学生の意見や提言を大学に伝える、他に例を見ない本学独自の取り組みです。大学側は学生からの提言を受けて、改善や対応を進めます。国勢調査になぞらえ「学勢調査」と名付けられています...
View Articleフォトニックバンドダイアグラム顕微鏡を実用化 様々なフォトニック構造のバンドダイアグラムを高速に測定可能
要点 フォトニックバンドダイアグラム顕微鏡の開発・実用化に成功。 局所領域におけるフォトニック構造のバンドダイアグラムの高速計測が可能。 各種フォトニック構造を利用した光デバイスの研究開発が容易に。 概要 東京工業大学...
View Articleナノ空間で制御可能なヒスチジン残基化学修飾を開発 タンパク質研究の新しい化学ツール
発表のポイント 触媒の近接環境で選択的に進行するタンパク質化学修飾反応の新しいツールを開発。 従来の手法とは異なる新たなアプローチでタンパク質のヒスチジン残基を迅速に化学修飾することに成功。 ナノメートルスケールの局所環境で抗体分子を部位選択的に機能化することに成功。 細胞内のタンパク質の位置関係を明らかにする手法への応用が期待される。 概要...
View Article東工大関係者3名が令和3年春の叙勲を受章
令和3年(2021年)春の叙勲において、長年に渡る教育研究の功労に対し、相澤益男名誉教授が瑞宝重光章を、今田高俊名誉教授と廣瀬茂男名誉教授が瑞宝中綬章を受章しました。 相澤益男名誉教授 瑞宝重光章 コメント 相澤名誉教授...
View Article西森秀稔名誉教授が紫綬褒章を受章
2021年春の褒章において、西森秀稔名誉教授(科学技術創成研究院 量子コンピューティング研究ユニット 特任教授)が紫綬褒章を受章しました。紫綬褒章は、科学技術分野における発明・発見や、学術およびスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた者に贈られます。西森名誉教授の受賞理由は統計物理学研究の功績によるものです。 西森秀稔名誉教授 コメント...
View Article石井秀明教授が IEEEフェローの称号を授与
東京工業大学情報理工学院の石井秀明教授が3月25日、電気工学と電子工学では世界最大で最も権威がある学会IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers、アイ・トリプル・イー、電気電子学会)のフェローの称号を授与されました。...
View Article古井貞煕栄誉教授 特別講演会「日米大学比較と日本の大学への提言」を開催
東京工業大学グローバルリーダー教育課程(AGL)は3月2日、古井貞煕栄誉教授による特別講演会「日米大学比較と日本の大学への提言」をオンラインで開催しました。アメリカの大学院大学、豊田工業大学シカゴ校(Toyota Technological Institute at...
View Article東工大の留学生チーム イマジンカップの世界ファイナリストに 日本から唯一選出 マイクロソフト社の学生ITコンテスト
東京工業大学大学院博士後期課程で研究しているインドネシアからの留学生3人のチームが、マイクロソフト社の世界的な学生IT開発競技大会「イマジン・カップ2021」に参加し、3月25日、オンラインで行われた世界ファイナル大会で日本の大学から唯一、世界ファイナリストに選ばれました。選ばれたのはアジ・レシンドラさん(Aji Resindra 工学院 システム制御系...
View Article蛍光抗体と発光酵素を組み合わせ、発光色の変化で抗原を高感度検出 簡便で携帯可能な、物質検出手法として期待
要点 蛍光抗体に発光酵素を結合させる手法により、外部光の照射を必要としないセンサータンパク質「BRET Q-body」を構築 青から赤への発光色の変化により、微量の抗原を検出可能 携帯可能な機器を用い、各種物質をその場で検出できる装置の開発に期待 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所の上田宏教授と同大学 生命理工学院...
View ArticleTaki Plazaの地下1階から始める東工大版働き方改革 フリーアドレス制導入により小さな一歩
東京工業大学大岡山キャンパスにオープンしたHisao & Hiroko Taki Plaza(ヒサオ・アンド・ヒロコ・タキ・プラザ 以下、Taki...
View Articleオンライン講座MOOCで英語版「プログラミングしながら学ぶコンピュータサイエンス入門」を公開
東京工業大学は、インターネット上で誰でもいつでも無料で受講できる大規模オンライン講座MOOC(ムーク)※1を2015年10月より提供しています。すでに10コースを公開し、200を超える国と地域から10万人以上が受講しています。5月から人気コース「プログラミングしながら学ぶコンピュータサイエンス入門」の英語版として、「Introduction to Computer Science and...
View Article細胞内抗体プローブを用いて遺伝子の転写が活性化している細胞を生体内で特定することに成功
ポイント 植物体内で抗体の一部(細胞内抗体プローブ[用語1])を発現させることで、遺伝子の転写が活性化している細胞を特定できるようになった。 遺伝子を転写活性化させるメカニズムは動物と植物で共通性があることがわかった。 生体内の器官や組織の中で活性化している特定の細胞を操作・制御する技術開発に貢献することが期待される。 概要 真核生物のタンパク質をコードする遺伝子はRNAポリメラーゼII...
View Article電源不要のミリ波帯5G無線機の開発に成功 超低消費電力ビームフォーミングで5Gのエリア拡大に貢献
要点 無線電力伝送を利用したミリ波帯5G無線機を実現 5G準拠の超低消費電力ビームフォーミングに成功 24 GHz帯無線電力伝送及び28 GHz帯無線通信対応CMOS集積回路を開発 概要 東京工業大学 工学院 電気電子系の白根篤史助教、岡田健一教授は、電源不要で動作可能なミリ波帯[用語1]5G[用語2]中継無線機の開発に成功した。本無線機は、無線電力伝送を利用することで電源を不要とし、28...
View Articleフィリピンオフィスが「廃棄物の有効利用に関するワークショップ」を開催
東京工業大学フィリピンオフィスは、3月6日、13日、20日の3日間、「第8回廃棄物の有効利用に関するワークショップ(WOW2021)」をオンラインのリモート会議で開きました。フィリピンにある東工大の同窓会組織フィリピン蔵前会(ATTARS)とともに主催しました。 リモート会議をする参加者たち...
View ArticleIHクッキングヒーターの仕組みを活かして臓器を非接触でピンポイントに温める 医工連携研究が拓くがん温熱療法への新たな可能性
要点 独自の配線転写技術を用いた電子回路形成により、高分子薄膜からなる柔軟性に富んだ厚さ約7 µmの発熱デバイスを開発 非接触給電による誘導加熱(IH)を利用して、生体組織の局所的な加温を実現 がん温熱療法の実現に向けた医工連携研究の推進 概要 東京工業大学 生命理工学院...
View Article高エントロピー2次元ファンデルワールス結晶の合成に成功 新たな物性を持つ新物質群
要点 2次元物質の特徴を併せ持つ、高エントロピー物質の新物質群を創製 3種類の2次元結晶を基にして16種類の高エントロピー物質を合成 混合前の2次元結晶にはみられない電子物性と優れた化学耐久性を実現 概要 東京工業大学 元素戦略研究センターの应天平(Tianping Ying)研究員(研究当時)、細野秀雄栄誉教授らは、高エントロピー2次元ファンデルワールス結晶(HEX)を創出した。...
View Articleインフラ内部の欠陥を高感度で可視化するユビキタスな電磁波撮像プラットフォーム カメラシート、3D印刷、ロボット支援の技術を融合
要点 広帯域電磁波を活用したユビキタスな撮像プラットフォームを開発 高感度フレキシブルカメラシート、3Dプリンタで作製した検査モジュール、小型光源を一体化 難所インフラの無人全自動検査を可能にする非破壊画像診断技術として期待 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院の河野行雄特定教授(中央大学 理工学部 教授 兼任)と同 工学院...
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