益学長、永年勤続の職員12名を表彰 2021年度永年勤続者表彰式
東京工業大学は、11月17日、2021年度永年勤続者表彰式を行いました。この表彰は、永年、職務に精励した職員を対象とするものです。永年勤続とは、他の国立大学等を含む勤続20年、うち本学勤務が10年以上を指します。今回表彰された方は常勤職員9名、無期雇用職員3名の計12名でした。なお、本年度より大学教員は表彰の対象外となりました。...
View Article世界初!元素種を識別して材料のミクロ構造を解析するノイズ耐性の高い新解析法を開発 将来的なデバイス材料のミクロ構造研究に活路を開く
要点 広域X線吸収微細構造(EXAFS)スペクトルから材料のミクロ構造を解析するため、電子波多重散乱理論に基づいたスパースモデリングとベイズ推定を組み合わせたノイズ耐性の高い新解析法を開発しました。...
View Article留学生が母国を紹介するイベント「レッツ・ゴー・グローバル」がオンラインにて再開
東京工業大学学生支援センター未来人材育成部門は、11月より在籍する留学生が母国を紹介するイベント「レッツ・ゴー・グローバル(Let's Go Global)」をオンラインにて開始しました。参加者は、様々な国について、本やインターネットでは得られない「リアル・ライフ」の情報に触れ、またプレゼンターの留学生自身も、母国について振り返る機会を持つことができます。...
View Article遺伝子の転写の「伸長」場所は動きやすいことを発見 生きた細胞の核の中で遺伝子が転写される場所のリアルタイム可視化に成功
要点 遺伝子のRNAへの転写は遺伝子発現の最初のステップである。今回、その転写を行う酵素(RNAポリメラーゼII)の活性化状態を、生きた細胞で検出し可視化するための遺伝子コード型蛍光プローブを開発した。 この蛍光プローブにより、生きた細胞の核の中における転写の場所と動態を解明することができた。特に、転写の「開始」と「伸長」は核の中でも別の場所で行われていることが示唆された。...
View Article「港区と国立大学法人東京工業大学との連携協力に関する基本協定」を締結 地域社会および学術研究の更なる発展をめざして
東京工業大学と港区は、各分野で専門的な知見を有する教員の港区の会議体への参加や、東京工業大学附属科学技術高等学校による港区の地域事業への参画など、連携した取組を進めてきました。...
View Article酵素反応が可能な細胞サイズの相分離DNAカプセルの構築に成功 多機能な細胞型分子ロボット・人工細胞の構築に期待
要点 DNAを材料に細胞サイズのカプセル構造(DNAカプセル)の構築に成功 DNAカプセルの表面には相分離現象で形成された様々な模様があり、形成される模様を変えられることを初めて実証 DNAカプセルは酵素反応で分解することが可能 将来的には微小な環境で働く分子システム開発への貢献に期待 概要...
View Article東工大関係者4名が令和3年秋の叙勲を受章
令和3年(2021年)秋の叙勲において、長年に渡る教育研究の功労に対し、岩本正和名誉教授、齋藤彬夫名誉教授、橋爪弘雄名誉教授、渡邉利夫名誉教授が瑞宝中綬章を受章しました。 岩本正和名誉教授 瑞宝中綬章 コメント 岩本正和名誉教授...
View Article初の「東京工業大学統合報告書」2021を発刊 東工大の「高み」を社会へ、そして世界へ
東京工業大学は、「世界最高峰の理工系総合大学」の実現を目指して改革に取り組んでいます。このたび、その現状と課題を幅広いステークホルダーにご理解いただき、社会と対話しながら改革を進めていくことを目的として「東京工業大学統合報告書...
View Article東工大とANAグループが連携 歩行支援ロボットを利用した初の実証実験を実施 健康に歩き続けられる新たな旅スタイルをめざして
概要 東京工業大学とANAグループ(以下「ANA」)は、12月3日、ロボットの歩行支援によって旅行者が元気になる、新たな旅スタイルの創出をめざす連携について発表しました。東工大の三宅美博研究室が研究・開発を進め、東工大発ベンチャーのWALK-MATE...
View Article世界初となる「カーボン空気二次電池システム」の提案と開発 再生可能エネルギーの大量導入に必要となる固体酸化物型大容量蓄電システム
要点 CO2電気分解を利用した蓄電と、炭素と空気を用いた化学反応による発電を組み合わせた固体酸化物型の大容量蓄電システムを世界で初めて開発 理論放電効率は100%であり、水素ガスを用いた既存のシステムよりも高い理論体積エネルギー密度1,625 Wh/Lを有する 再生可能エネルギーの大規模利用において必要となる、大容量蓄電システムとしての活用に期待 概要 東京工業大学 物質理工学院...
View Articleマイクロ波による固体触媒のμm~nmスケールの局所選択的な加熱機構を解明 非平衡局所加熱によって固体触媒反応を加速する新技術
要点 マイクロ波によって固体触媒に生じるμm~nmスケールの局所高温場の形成機構を解明 マイクロ波によって、固体触媒粒子の接触点や、担持金属触媒上の金属ナノ粒子に特異的な局所加熱が生じる条件を解明 マイクロ波による固体触媒反応加速現象を用いた新触媒反応プロセスにより、再生可能エネルギーを源にした新しい化学プロセスの実現に貢献 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院の和田雄二特任教授 (兼...
View Article消しゴムハンコで「年賀状つくり」、国際交流イベントを開催
11月30日、東京工業大学留学生ラウンジにて国際交流イベント「年賀状つくり」を実施しました。感染症対策を講じながら、イベントは同日2回(第1部13:30 – 14:30、第2部15:00 – 16:00)にわたり行われ、留学生と日本人学生合わせてのべ38名が参加し、久しぶりの対面イベントを楽しみました。 消しゴムハンコで作成した年賀状...
View Articleプラスチックから肥料をつくる 次世代リサイクルシステムを開発 青木大輔助教が記者説明会を開催
市販されているポリカーボネートの保護メガネと植物を持つ論文責任著者の青木助教(左)と第一著者の阿部さん(右) 東京工業大学は、10月28日、物質理工学院 応用化学系の青木大輔助教による記者説明会をオンラインで行いました。テーマは、プラスチックを植物肥料に変換する技術の開発です。世界規模の課題であるプラスチック廃棄問題や食糧問題の解決、CO2削減への貢献が期待されます。...
View Article生物はどのように効率的に匂い源を探索するのか? 昆虫用VRで明らかになった複数感覚の情報統合
要点 効率的な匂い源探索に複数感覚の情報統合が必要であることを発見 これまで複雑環境下での匂い源探索行動を観察する方法がなかったが、VRシステムを開発したことで可能に ガス漏れ探索機やレスキューロボットへの応用に期待 概要...
View Article巨大な磁場応答を示す三角格子磁性半導体 三拍子揃った稀有な磁性材料の発見
要点 従来の磁性半導体とは異なり、スピンが非共面的に並ぶ三角格子磁性半導体の開発に成功。 開発した磁性半導体では、磁気秩序温度よりもはるかに高い温度から巨大な異常ホール効果が現れることを発見。 巨大な磁場応答の利用に向けた、磁性半導体材料の新たな設計指針につながると期待。 概要 東京工業大学 理学院...
View Article東京工業大学と日鉄ソリューションズが連携を強化 講義室に謝意ネーミングプレート「NSSOL Lecture Room」を設置
設置された謝意ネーミングプレート 東京工業大学は、日鉄ソリューションズ株式会社(以下、NSSOL)との連携を強化し、本学の教育研究環境充実のためにNSSOLが継続的な支援を行うことに対する本学の謝意として、大岡山キャンパス南2号館(S221)講義室に謝意ネーミングプレートを設置しました。 大岡山キャンパス南2号館にある講義室前には、「NSSOL Lecture...
View Articleアーティストとアートを体験するセミナー2021秋 ~初のすずかけ台キャンパスでの対面開催~
東京工業大学学生支援センター未来人材育成部門は、毎年春と秋に「アーティストとアートを体験するセミナー」を開催し毎回好評を博しています。このセミナーでは、東工大生がアートを通して新たな知識と発想を得て、独自の創造的表現方法を見つけ出すことを目的としています。 11月17日、講師は前回と同じく、元東工大非常勤講師で画家・詩人のツーゼ・マイヤー(Zuse...
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