スーパーコンピュータ「富岳」で学習した大規模言語モデル「Fugaku-LLM」を公開 日本語能力に長け、研究・ビジネス利用にも期待
要点 日本の計算機技術を用いて開発した日本語能力に優れた大規模言語モデルを公開 スーパーコンピュータ「富岳」の性能を最大限に活用した分散並列学習を実現 AI基盤モデルを科学研究に活用する「AI for Science」など革新的な研究やビジネスにつながる 概要 東京工業大学 学術国際情報センターの横田理央教授の研究チームと東北大学 大学院情報科学研究科の坂口慶祐准教授、富士通株式会社...
View Article令和5年度 手島精一記念研究賞の受賞者決定
東京工業大学は、特に優れた業績をあげた東工大関係者に贈る2023年度(令和5年度)手島精一研究記念賞各賞の受賞者を決定しました。 受賞者記念写真...
View Article「並行世界でタイムリープを繰り返す」ことで効率的なシミュレーションを可能にするソフトウエアツールを開発・公開 長時間現象を短時間の計算で容易に観察可能に
要点 PaCS-MDシミュレーションを容易に実行できるソフトウエアツールPaCS-Toolkitを開発・公開 Gタンパク質共役型受容体から化合物が解離していく過程のシミュレーションでは1,000億分の1の時間短縮を実現 PaCS-Toolkitの利用によって、計算による生体分子の働く仕組みといった基礎研究・薬剤の設計や効果の予測などの応用研究を加速することが期待 概要 東京工業大学 生命理工学院...
View Article初期火星の有機物は一酸化炭素(CO)から作られていた 火星有機物が示す異常な炭素同位体比の原因が明らかに
要点 約30億年前の火星では、大気中の一酸化炭素(CO)から有機物が合成され地表に堆積していたことが判明。 惑星大気のCO2から生成するCOは極度に13Cが少なく、大気中で有機物に変換されることを室内実験と理論計算によって解明。 生命誕生に必要な有機分子が火星大気から生成していたこと、火星の堆積物には想定以上の量の有機物が存在していることを示唆。...
View Article東京工業大学のBBCube技術に基づく次世代三次元集積向け製造ラインが構築 次世代三次元積層半導体技術の社会実装をめざす
東京工業大学 WOWアライアンス[用語1]で得られた成果であるBBCube[用語2](Bumpless Build Cube)技術に基づく次世代三次元集積[用語3]向け製造ラインを、株式会社テック・エクステンション[用語4](以下、TEX)とTEXの台湾現地法人(TECH EXTENSION TAIWAN CO.,...
View Article研究者・留学生向け英文メールニュース「Tokyo Tech Bulletin No. 73」を配信
「Tokyo Tech Bulletin(トーキョー テック ブリテン)」は、東京工業大学の研究成果やニュース記事、学生の活動などを紹介し国内外へ広く配信する英文メールニュースです。この度、Tokyo Tech Bulletin No. 73 が発行されました。 メールでの配信をご希望の方は申込フォームからご登録ください。 配信申込みフォーム(英語) SPECIAL TOPICS Sergei...
View Article胃を持たない魚類が収斂(しゅうれん)的に失った遺伝子を特定 器官の喪失に伴うゲノム変化の理解に向けて前進
要点 胃を持たない魚(無胃魚)で共通して欠失・偽遺伝子化した4つの遺伝子を特定。 無胃魚で欠失した遺伝子の一部が胃を持たない哺乳類でも欠失していることを確認。 器官の喪失に伴う収斂的なゲノム変化の理解や、生物多様性保全への応用に期待。 概要 東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の加藤明准教授、太田地洋大学院生、永嶌鮎美助教、同 科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センターの駒田雅之教授、東京大学...
View Article2024年度 Technology Creatives Program(テックリ) エンジニアとデザイナーの共創チームで価値創造プロセスを体験
Technology Creatives Program(テックリ)は東京工業大学が多摩美術大学、一橋大学と連携して開講する社会人向けの価値創造人材育成プログラムです。文部科学省の「大学等における価値創造人材育成拠点の形成事業」に選定され、エンジニアとデザイナーの多様性チームが共に価値創造プロセスを学ぶ場として設計されています。...
View Article第17回学生応援フォーラムを開催
東京工業大学学生支援センター未来人材育成部門(学生活動支援窓口)は2月29日、Hisao & Hiroko Taki Plaza(ヒサオ・アンド・ヒロコ・タキ・プラザ)にて「第17回学生応援フォーラム」を開催しました。 フォーラム参加者たち...
View Article大井梓助教が日本鉄鋼協会の2024年研究奨励賞を受賞
東京工業大学 物質理工学院 材料系の大井梓助教(受賞当時)が、一般社団法人 日本鉄鋼協会の2024年研究奨励賞を受賞しました。授賞式は3月13日に行われました。 受賞者 大井梓 物質理工学院 材料系 助教(受賞当時 ※現在は、科学技術創成研究院 准教授) 授与団体 一般社団法人 日本鉄鋼協会 賞名 2024年日本鉄鋼協会 研究奨励賞 受賞題目 土壌腐食におよぼす環境因子の影響に関する研究...
View Article小山二三夫名誉教授が「第4回ヒロセ賞」を受賞
東京工業大学の小山二三夫名誉教授(科学技術創成研究院 特任教授)が、公益財団法人ヒロセ財団の「第4回ヒロセ賞」を受賞しました。3月23日に贈呈式および受賞記念講演が行われました。 ヒロセ財団 小川進吾常務理事(左)と小山名誉教授(右) 受賞者 小山二三夫名誉教授(科学技術創成研究院 特任教授) 授与団体 公益財団法人ヒロセ財団 賞名 第4回ヒロセ賞 研究業績...
View Article「悪魔的なスピン揺らぎ」がもたらす巨大異常ホール効果の観測に成功
要点 悪魔の階段型の磁気転移と呼ばれる相転移を示す磁性体において、電子スピンの揺らぎによって巨大な異常ホール効果が生じることを見いだしました。巨大異常ホール効果は環境発電技術の一つである磁気熱電変換の原理ともかかわっており、新しい熱電変換材料の開拓にもつながることが期待されます。 概要...
View Articleデジタル創作同好会traPが「中高生のためのプログラミング教室(2024年 春)」を開催
3月30日、東京工業大学の公認サークルであるデジタル創作同好会traPは、「中高生のためのプログラミング教室」を大岡山キャンパスで開催しました。年に2回開催している本教室は、今回で15回目となりました。 プログラミング教室で作成したインベーダーゲーム...
View Articleスーパーコンピュータ「富岳」を用いてGraph500の世界第1位を獲得 9期連続、ビッグデータ処理で重要なグラフ解析性能で首位
東京工業大学、理化学研究所、株式会社フィックスターズ、日本電信電話株式会社、富士通株式会社による共同研究グループ※は、スーパーコンピュータ「富岳」[用語1]を用いた測定結果を大幅に向上させ、大規模グラフ解析に関するスーパーコンピュータの国際的な性能ランキングである「Graph500」のBFS(Breadth-First...
View Article拡散誘起再結晶領域におけるカーケンドール効果の解明 高温での安定性と耐久性に優れた新規金属材料開発に期待
要点 異種金属界面の拡散誘起再結晶領域で生成するボイドの成長機構を解明。 実験的な観察と数値解析モデルからカーケンドールボイドの分布と量を定量化。 カーケンドール効果を利用した多孔質微細組織を持つ材料など、新たな高温金属材料の開発に期待。 概要 東京工業大学 物質理工学院 材料系の小林郁夫准教授とMinho...
View Article令和6年能登半島地震における津波増大メカニズムを検証 能登半島・飯田湾における特異的な津波の要因を解明
要点 令和6年能登半島地震における津波の特徴を明らかにするため、数値解析を実施 飯田湾沖の浅い海域に津波エネルギーが集中するとともに、散乱波的な津波が重なり合ったことで局所的に津波が増大 甚大な被害は直接的には第一波ではなく、二次的に生じた短周期の津波に起因したと推測 概要 東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系の高木泰士教授、Nabiel Luthfi...
View Articleアルキルと芳香環のハイブリッドミセル 傘型両親媒性分子の新設計と新機能
要点 アルキル鎖と芳香環パネルを含む傘型両親媒性分子を設計 高い加熱・希釈安定性を持つハイブリッドミセルを水中で形成 新型ミセルによる巨大な色素や環状分子の効率捕捉を達成 概要 東京工業大学 物質理工学院 応用化学系の遠藤匡哉大学院生(研究当時)、同 科学技術創成研究院...
View Article東工大VGが「震災に学び、未来を考える 気仙沼・石巻スタディツアー」を実施
3月9日から10日にかけ、東工大学生ボランティアグループ(以下、東工大VG)が主催する「震災に学び、未来を考える 気仙沼・石巻スタディツアー」が実施されました。 スタディツアー最初の訪問地、気仙沼市復興祈念公園...
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