小型光増感剤を用いたグアニン塩基の光酸化の計測により、DNA二重鎖表面上における活性酸素の拡散を追跡 光ノックダウン治療に向けたさらなる一歩
要点 DNA中に組み込んだ光増感剤とグアニン塩基の間の距離と、光酸化効率の相関を解明 光増感剤とグアニンの距離が異なる22種のDNA誘導体を作成して光を照射することでそれぞれの酸化物の量を計測 遺伝子の光ノックダウン技術を用いた疾病治療応用へ期待 概要 東京工業大学 生命理工学院...
View Articleタンパク質合成途上の新生鎖を網羅的に検出する手法の開発 細胞内でタンパク質ができつつある現場のスナップショットを取得可能に
要点 タンパク質合成途上の新生ポリペプチド鎖を網羅的に検出・定量する方法(PETEOS法)を開発。 大腸菌をモデル生物として、細胞内でタンパク質ができつつある現場のスナップショットを得ることに成功。 将来的には真核生物への応用や、医療・創薬への貢献も期待。 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センターの丹羽達也助教、茶谷悠平特任助教、田口英樹教授、同大学 生命理工学院...
View Article「2022秋 TISA ウェルカムパーティー」を開催
「2022秋 TISAウェルカムパーティー」に集まった参加者 東京工業大学のTISA(ティサ:東京工業大学留学生会)が運営する「2022秋...
View Article魚類に特有なNa+-Cl- 共輸送体2遺伝子を 哺乳動物などでも発見 体液の恒常性を維持する分子機構進化の解明に前進
要点 魚類に特有とされてきたNa+-Cl- 共輸送体2をコードする遺伝子(NCC2遺伝子)が、一部の哺乳動物や非鳥類型爬虫類、両生類にも存在することを発見。 ヒト・マウスを含む大部分の哺乳動物、鳥類、一部の真骨魚類では、NCC2遺伝子が偽遺伝子化・欠損していることを確認。 NCC2遺伝子の偽遺伝子化や欠損が脊椎動物のさまざまな系統で独立に起きたことを示唆。 概要 東京工業大学 生命理工学院...
View Article本学学生チームが2022年iGEM国際大会で銀賞を受賞
東京工業大学の学生チームが、国際的な合成生物学の大会であるiGEM国際大会(The International Genetically Engineered Machine Competition)で、銀賞を受賞しました。 パリのiGEM世界大会の会場で(左から奥村さん、榎本さん、岩重さん、御器谷さん、知念さん)...
View Article動画で知る「東工大キャンパスライフ — Campus Life at Tokyo Tech」
東京工業大学は、PR動画「東工大キャンパスライフ — Campus Life at Tokyo Tech」を公開しました。新しい時代を担い、世界へと繋がっていく可能性にあふれるキャンパスライフを実際に過ごしている学生たちが、研究、留学、サークル活動などについて静かに熱く語ります。動画で東工大の大学生活や研究生活についてもっと知ってみませんか。 動画で見る東京工業大学|東京工業大学...
View Article東工大チームがグローバル金融大会の日本大会で2度目の優勝 『CFA協会リサーチ・チャレンジ(CFA Institute Research...
12月3日、東京工業大学の学生が『CFA※協会リサーチ・チャレンジ(CFA Institute Research...
View Article大学院課程学生9人が吉祥女子中学・高等学校で東工大の魅力を発信
東京工業大学の大学院課程学生9人(博士後期課程7人と修士課程2人)が、東工大や東工大生の魅力を中高生に伝える目的で、12月17日に吉祥女子中学・高等学校(東京都武蔵野市)を訪問しました。 中高生に向けて講演する修士課程学生...
View Articleパワー半導体β-Ga2O3の特性を左右する 水素の準安定状態を解明 材料中の微量水素が持つ「2つの顔」に迫る
要点 半導体材料中に広く存在する水素は、わずかな量でも材料の電気特性を大きく左右する重要な不純物欠陥。擬水素としてのミュオンはそれを調べる数少ない手法。 J-PARCの大強度ミュオンビーム利用により、β-Ga2O3(ガリア)中で擬水素としてのミュオンが取る第2の準安定状態(アクセプター的な状態)を発見。...
View Article日本語研修コースの「鎌倉フィールドツアー」を開催
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院は12月14日、日本語初心者の留学生を対象に開講している「日本語研修コース」の一環として、鎌倉フィールドツアーを行いました。現地では、神奈川県のボランティアガイド団体であるKSGG(神奈川善意通訳者の会/Kanagawa Systematized Goodwill Guide Club)の3人が案内しました。...
View Article生物は硫化水素を有効利用して生きている 硫化水素・超硫黄分子代謝とその主制御機構を解明
要点 超硫黄分子による生体制御系における、超硫黄分子の細胞内動態を明らかにしました。 超硫黄分子の産生と超硫黄分子に応答したシグナル伝達の新しい関係性を確立しました。 超硫黄分子が関わる統合失調症や心不全などのさまざまな疾患に対して、新たな治療法の開発に向けた礎を提供します。 概要 東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の増田真二准教授、東京大学...
View Article物質・情報卓越教育院2022年度未来社会サービス創出ワークショップを開催 物質と情報で切り拓くAIと共存する社会
東京工業大学 物質・情報卓越教育院(TAC-MI)は、12月8日から9日の2日間、2022年度未来社会サービス創出ワークショップを東京ベイ幕張ホール(千葉県千葉市)で3年ぶりに対面で開催しました。本イベントは同会場で12月5~7日に開催された「2022年度国際フォーラム」に続いて行われました。...
View Article2022年度「東工大特別賞」を3人に授与
東京工業大学は、11月15日に2022年度の「東工大特別賞」表彰式を大岡山キャンパスで行いました。この賞は、多年にわたって大学の研究教育の円滑な推進に寄与し、大学への貢献が顕著かつ勤務成績が優秀と認められる職員に対し贈るものです。表彰式では、益一哉学長より表彰状の授与と報奨金目録の贈呈が行われました。 祝辞を述べる益学長 益学長から表彰される受賞者(左) 2022年度「東工大特別賞」受賞者...
View Articleマクロファージに着目した乳がんの増殖・転移抑制法を開発 難治性がんの術後再発・転移を防ぐ新規治療法確立を推進
要点 乳房組織に常在するマクロファージが、乳がん細胞の増殖を助けていることを発見。 乳腺組織のマクロファージを枯渇・阻害することで、乳がんの増殖や再発・転移が抑制されることを実証。 組織に常在するマクロファージ阻害は乳がん以外の組織・臓器のがんの再発・転移抑制にも有効である可能性があり、難治性がん治療の推進に期待。 概要 東京工業大学 生命理工学院...
View Article欧州連合のジャン=エリック・パケ駐日大使が東工大を訪問
懇談後の記念撮影(左より、林副学長、ラマナウスカス一等参事官・部長、佐藤総括理事、益学長、パケ大使、渡辺理事、大嶋学長特別補佐、クチンスキー科学技術アドバイザー) 東京工業大学を欧州連合のジャン=エリック・パケ駐日大使(以下、パケ大使)が1月12日に訪問しました。...
View Articleトルコ・シリア地震により被災された皆様へ
2月6日にトルコ南部のシリア国境近くで発生した大地震により被災された方々に、本学関係者一同、心よりお見舞い申しあげます。 皆様の安全と一日も早い復興を祈念いたします。 本学は長年にわたり、地震研究や地震工学等の分野において、この地域の教育・研究機関と共同して、様々な研究・教育を行ってきました。 東京工業大学としても可能な限りの支援に努めてまいります。 東京工業大学長 益一哉 お問い合わせ先 総務部...
View Article葉緑体ATP合成酵素の酸化還元制御のしくみを解明 光合成ではたらく酵素の分子モータータンパク質の回転制御
要点 遺伝子組み換え技術で緑藻クラミドモナスの葉緑体ATP合成酵素の機能制御スイッチ部分を改変 制御スイッチを構成する2つの構造単位それぞれの機能を解明 葉緑体ATP合成酵素の合成反応時の回転制御を初めて解析 概要 東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の秋山健太郎大学院生(日本学術振興会特別研究員)と同 科学技術創成研究院...
View Article