貴金属を使わずに高効率でアンモニアを分解 100℃低温化できる高性能なNi触媒を開発
要点 カルシウムイミド(CaNH)とニッケル(Ni)を組み合わせ、既存のNi触媒よりもアンモニア分解の反応温度を100℃下げることに成功 CaNH表面のNH空孔でNH3分子を活性化 アニオン空孔を活用した触媒の設計法を示す成果 概要 東京工業大学 物質理工学院...
View Article2021年度日本語研修コース 留学生3名の最終発表会と閉講式
東京工業大学は、ひらがなやカタカナから学習を始める日本語初心者の留学生を対象に、「日本語研修コース」を開いています。2021年4月から4ヵ月間のオンライン短期集中コースでは、3名の留学生が月曜から金曜の毎日、午前中3時間半、日本語を学びました。修了生3名の最終発表会と閉講式を7月30日、オンラインで行いました。 全員で記念撮影...
View Articleたった1回の投薬で効く体内触媒戦法 細胞毒性ペプチドを金属触媒でがん細胞に貼り付ける
概要 東京工業大学物質理工学院応用化学系の田中克典教授(理化学研究所開拓研究本部田中生体機能合成化学研究室 主任研究員)、六車共平研究員(日本学術振興会...
View Articleジョージア工科大教員による「グローバルリーダーシップ実践」集中授業2021 オンラインによる双方向型授業の開講
東京工業大学グローバル理工人育成コース※では修士課程学生向けに、協定校であるジョージア工科大学(米国ジョージア州アトランタ)の教員が教える「グローバルリーダーシップ実践-Global Leadership...
View Article光を一方向に進む表面波に変える人工ナノ構造の実証 トポロジカル絶縁体の理論を応用したナノ光制御
私たちの日常生活に欠かせない情報技術は多くの電子デバイスに支えられています。しかし、電子制御のみに頼った技術で情報処理速度を今後飛躍的に向上させることは難しく、速度に優れた光学デバイスの導入が必要です。...
View Article多専門領域にわたる国際学生ワークショップ(MISW2021)をオンライン開催 3学院の大学院生と8大学の計60名が参加
東京工業大学の工学院、物質理工学院および環境・社会理工学院は、毎年8月に「多専門領域にわたる国際学生ワークショップ」(MISW、Multidisciplinary International Student Workshop)を開催しています。この3学院に所属する大学院生と「アジア・オセアニア工系トップ大学リーグ」(AOTULE、 Asia Oceania Top University...
View Article光照射による結晶中の酸素移動とその直接観測に初成功 燃料電池開発などの新たな展開に期待
概要 物質に光を照射し、結晶中の電子の動きやすさ(電気の流れやすさ)などを自由に変化させる現象の報告は、これまで数多くありました。しかし、電子より重いイオンでの報告は少なく、特に電子より1万倍以上も重い酸化物イオン(酸素の陰イオン)の物質中での移動の報告はありませんでした。...
View Article2021年度末松賞「ディジタル技術の基礎と展開」支援 3名が受賞
東京工業大学がディジタル技術の若手研究者に贈る2021年度「末松賞『ディジタル技術の基礎と展開』支援」の受賞者3名が決定し、9月2日、オンラインで授賞式が行われました。 オンラインでの授賞式。末松安晴栄誉教授(上段左から3人目)と受賞した河辺賢一助教(中段左から1人目)、三木卓幸助教(同2人目)、米田淳特任准教授(同3人目)...
View Article筋萎縮性側索硬化症(ALS)原因蛋白の毒性メカニズムを解明 ALSに対する治療法開発への応用に期待
要点 C9orf72遺伝子から産生されるプロリンとアルギニンが交互に並ぶジペプチド(ポリPR)は蛋白翻訳を抑制しますが、プロリンとアルギニンの順序を入れ替えることで毒性がなくなることを発見しました。 定量的プロテオーム解析とその後のデータ解析により、交互にアルギニンを持つポリPRはグルタミン酸やアスパラギン酸といった酸性アミノ酸を多く含む蛋白質と相互作用しやすいことを確認しました。...
View Article工大祭2021をオンラインで開催 大岡山キャンパスの現地開催は中止
東京工業大学大岡山キャンパスで10月30日、31日に予定している「工大祭2021」はオンラインで開催します。研究室公開や学生サークルの紹介など、オンラインを活用した企画を用意しています。多くの皆さまに東工大の「いま」を案内し、楽しんでいただく機会となるよう大詰めの準備に取り組んでいます。ご期待ください。...
View Article留学生を対象に「日本語能力試験」の説明会を開催
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の日本語セクションは、9月1日、東工大への留学生を対象に日本語能力試験(JLPT)※1についてオンライン説明会を実施しました。日本語能力試験は日本語を母語としない人の日本語能力を測定し、認定する世界最大規模の日本語試験です。成績証明書は日本で就職する時に役に立つといわれます。...
View Article株式会社アルバックと「アルバック先進技術協働研究拠点」を設置 真空装置の高性能化を目指して
東京工業大学と株式会社アルバックは、9月22日に「アルバック先進技術協働研究拠点」を東工大大岡山キャンパス内に設置しました。...
View Articleα-グルコシルルチンがヒトiPS細胞の代謝を活性化する作用機序を解明 幹細胞の機能解明や食品・化粧品への応用に期待
要点 α-グルコシルルチン(天然化合物ルチンの水溶性を高めた化合物)のヒトiPS細胞における効果を解明。 ヒトiPS細胞ではα-グルコシルルチン処理により遺伝子発現が活性化し、細胞内代謝が一時的に増加することを発見。 α-グルコシルルチンの新たな効果が、食品や化粧品などの分野に波及することを期待。 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院...
View Article任意数のアンテナ直交ビームを形成するマトリックスの最小レイヤ数構成を提案 構造決定パラメータを数値的に発見
要点 ビーム数がN個の平面マトリックスを方向性結合器と移相器からなる構成要素縦続接続数(レイヤ数)N個で実現可能であることを見出した。 構成要素のレイヤ数を、ビーム数5個以上の場合では従来手法より20~50%程度削減できる。 1枚の基板上へのプリント回路基板技術の低コスト実装に適し、2次元システムへも展開できる。 概要 東京工業大学 工学院 電気電子系...
View Article令和3年度9月 東京工業大学学位記授与式挙行 学士課程81名、大学院修士課程287名、専門職学位課程14名、博士課程91名、計473名が卒業・修了
東京工業大学は9月24日、令和3年度(2021年度)9月学位記授与式を大岡山キャンパス70周年記念講堂で行いました。 新型コロナウイルス感染症の感染予防対策の観点から、会場を例年の東工大蔵前会館より大きい70周年記念講堂に移しました。出席者数が収容定員の1/2以下となるよう午前と午後の2回に分け、卒業生約60名、修了生約250名、及び学長、理事・副学長、監事、来賓が出席しました。...
View Article工学院が第1回E×S Challenge(イー・バイ・エス・チャレンジ)を開催 最初のピッチコンテストで20グループの学生や若手研究者が事業構想を発表
東京工業大学工学院は、学生や若手研究者がエンジニアリング(E:Engineering)を活かした持続可能な社会(S:Sustainable Society)の実現に向けた事業構想を競うE×S...
View Article巨大負熱膨張のメカニズムを解明 さらなる新材料の設計に道を拓く
要点 ルテニウム酸化物の昇温に伴う結晶構造変化から、巨大負熱膨張のメカニズムを解明 特定の電子軌道の占有による結晶構造の異方的熱変形が、巨大な負熱膨張を引き起こすことを発見 光通信や半導体分野で利用される熱膨張抑制材としての活用を期待 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所のLei Hu(レイ...
View Article可変形状姿勢制御実証衛星「ひばり」を開発 JAXA革新的衛星技術実証2号機の実証テーマとして打ち上げへ
要点 50 kg級可変形状実証衛星「ひばり」を開発、10月1日以降にJAXA内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられる。 4枚の可動太陽電池パドルを持ち、パドルを動かすことで衛星の高速姿勢制御や軌道制御を行うVSAC装置の実証実験を行う。 エイブリック株式会社と共同開発した紫外線カメラを搭載し、衛星軌道上から紫外線発光を撮影するなど、各ミッションを実施する。 概要 東京工業大学 工学院...
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